マイナビは2026年6月22日、20~50代の正社員を対象に実施した「正社員の『バーンアウト(燃え尽き症候群)』に関する調査」の結果を発表した。現在バーンアウトの状態にある人は17.3% 若手管理職で目立つ傾向調査では、バーンアウト(燃え尽き症候群)の経験有無について質問したところ、「現在、バーンアウトの状態である」人は17.3%という結果だった。これに「過去バーンアウトを経験したが現在はそうではない」人(12.0%)を合わせると29.3%がバーンアウトを経験していた。年代別では、現在バーンアウトの割合は若年層(20~30代)が18.4%、中高年層(40~50代)が16.4%で若年層がやや高かった。役職別では、管理職は若年層で36.3%、中高年層で18.7%だった。一方、非管理職では若年層が17.9%、中高年層が15.9%となった。いずれの年代でも管理職は非管理職よりバーンアウト経験率が高い傾向がみられた。マイナビによると、「バーンアウトのきっかけとなった過度なストレスを感じた理由」を聞いたところ、その内容は「業務負荷型」と「非業務負荷型」の2つに分かれたと説明する。「業務負荷型」では、仕事量の多さや急激な業務増加のほか、単調な業務や業務量減少による意欲低下などが挙がったという。一方、非業務負荷型では、上司や部下との人間関係、職場環境の悪化、努力が評価されないことや会社から必要とされていないと感じるケースなどがみられたという。マイナビは「バーンアウトのきっかけは、多様なストレス要因によって生じる可能性が考えられる」と指摘した。バーンアウト状態の人は長時間勤務や孤立感を感じやすい調査結果によると、現在バーンアウト状態にある人の35.1%が「勤務時間が長すぎる」と感じており、バーンアウトではない人(27.2%)を7.9ポイント上回った。また、「休憩時間が短すぎる」は42.7%で、バーンアウトではない人(31.8%)より10.9ポイント高く、「仕事や職場で孤独感・孤立感を感じる」は38.0%と、バーンアウトではない人(16.1%)を21.9ポイント上回った。マイナビは「現在バーンアウトである人は時間的な負荷に加え、今の職場において孤立感を感じている傾向にある」と指摘した。過去にバーンアウトを経験し、現在は回復している人に乗り越えた方法を聞くと、最多は「休息を取った」(53.8%)だった。次いで、「仕事以外の時間・活動を大切にした」(35.0%)、「ストレス発散に努めた」(32.4%)と続いた。一方で、「転職した」と答えた人も23.2%となった。マイナビは「ストレスの要因となっていると考えられる職場環境から、物理的な離脱手段として転職を選択する人がいる」と指摘した。調査は2026年4月8日~4月20日にインターネットで行われ、対象者は、20~50代の正社員。有効回答数は4096人。
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