死去した人気歌手の名前を冠した「ニセ基金」が中国でトラブルになっている。女性歌手のヤオ・ベイナーは「アナと雪の女王」の中国版で「Let It Go」を歌い、2008年には北京五輪の閉会式にも出演した。昨年(2014年)も音楽番組のランキングで年度トップ女性歌手に選出されるなどの活躍ぶりだったが、今月(2015年1月)になって乳腺がんのため33歳の若さで亡くなった。
ヤオは慈善活動に力を入れ、死後に角膜を提供したことでも話題になった。そんなことを受けて、大手夕刊紙を発行する新聞社が「ヤオ・ベイナー基金」を設立し、貧しい眼病患者を助けるためとして寄付金を募った。
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