50年前の面影が甦る!新型「フィアット500」日本発売
フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、「フィアット500」を2008年3月15日から売り始める。1957年に初代が発表され、「チンクェチェント(イタリア語で『500』の意味)」の愛称で人気を博したフィアット製コンパクトカーの新型。ヨーロッパのカー・オブ・ザ・イヤー2008を受賞した話題のクルマだ。
初代のイメージを引き継いだデザイン
半世紀前のデザインを感じさせる「フィアット500」
初代のイメージを引き継いでデザインされたエクステリアは、その特徴的なプロポーションなど、随所に初代の面影を垣間見ることができる。ボディサイズは全長3545mm、全幅1625mm、全高1515mm。3ドアのコンパクトなボディでありながら大人4人がゆとりを持って座れる室内とし、実用性も兼ね備えている。
インテリアも、特徴的な一体型メーターや初代のインテリアをイメージしたスイッチ類など、趣向が凝らされている。また、ラゲッジルームも185リッターの用量を確保。後席バックレスト格納時は最大で550リッターとするなど、収納面においても充実を図った。リアシートは分割可倒式となる。
さらに、安全面も向上。2つのフロントエアバッグのほか、運転席ニーエアバッグをはじめとする7つのエアバッグを設置した。また、ダブルプリテンショナー式3点式フロントシートベルトや、パニックブレーキをかけた際に自動的にハザードランプを点滅させるESSなどを標準装備とした。