インターネット広告のあり方について考える「第17回WABフォーラム」(社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)が2008年2月26日、東京・大手町のサンケイプラザで開かれた。グーグル(Google)日本法人の村上憲郎社長が基調講演を行い、ユーチューブ(YouTube)の広告の可能性などについてスピーチした。「リビングルームでもグーグルを」グーグル日本法人の村上憲郎社長村上社長は、グーグル日本法人が力を入れている分野として「モバイル」を挙げ、「日本はモバイルの先進国なので、日本が手本となって、その成果を世界のグーグルのサービスに生かしていきたい」との考えを示した。グーグルは08年1月24日にNTTドコモとの提携を発表しているが、講演でも"モバイル強化路線"を鮮明にした。また動画投稿サイトのユーチューブについても言及。ユーチューブ上の動画広告コンテストで1位になった作品を紹介しながら、「ユーチューブ上の広告はまだまだ未開発で、非常に大きな可能性を秘めている。(一般ユーザーだけでなく)広告主にもぜひ、この特異なインタラクティブ・メディアに参加してもらって、新しい動画広告を積極的に提案してほしい」と語った。質疑応答では、「情報家電への進出」についての質問に対し、松下電器産業(パナソニック)が北米で発売する予定のインターネット対応テレビとの連携を紹介。「今度発売するテレビでは、グーグルのサービスであるユーチューブとピカサ(写真共有サービス)が使えるようにする。このような『リビングルームでもグーグルが使える』という方向性は持続的に追求していきたい」と情報家電進出への意欲的な姿勢をみせた。
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