ゲームで消費者の「好み」集める新サービス「プロファイルパスポート」

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   ブログ解析サービスをてがけるブログウォッチャーは2008年3月11日、消費者の「好み」に合わせた新しい情報配信システム「プロファイルパスポート」の実験サービスを始めた。ブログに書き込まれた「口コミ情報」やショッピングサイトの「行動履歴」をユーザー単位でデータベース化して、そのユーザーにふさわしい商品やサービスの情報を提供していく。

   まず、ブログウォッチャーが開発したSNSサービス「Shooti Town(シューティタウン)」とWii対応のオンラインアドベンチャーゲーム「Game0.1a wyrd(ウィルド)」のユーザーを対象に、「嗜好」に関する情報を利用したサービスの検証を行う。

「口コミ情報」や「行動履歴」をデータベース化

ゲームをしながら「好み」に関するアンケートに答えていく
ゲームをしながら「好み」に関するアンケートに答えていく

   プロファイルパスポートは、ブログやレビューサイトに書き込まれた「口コミ情報」や携帯電話のGPS機能などを使って把握した「行動履歴」を、データベースに一元的に蓄積していくシステム。データベースに蓄積されたユーザーの「好み」をもとに、そのユーザーにあったレストランやショッピングなどの情報を配信していく。

   ブログウォッチャーの羽野仁彦社長は3月11日の記者会見で、

「最近はブログやレビューサイトで消費者が発信する情報の量が爆発的に増えているが、それらの発信情報は散在していて、まだうまく活用されていない。プロファイルパスポートでは、消費者の発信情報をうまく連携して集めることでユーザーの好みを把握し、個々のユーザーのライフスタイルにあった商品やサービスの情報を提案していきたいと考えている」

と説明した。

   ユーザー情報の蓄積となると個人のプライバシー保護の問題が生じる。この点について、プロファイルパスポートでは、メールアドレスなどを暗号化した独自のIDを使用することで、「個人情報をもたない形で情報を配信することができる」という。

   今回の実験サービスでは、独自に開発したSNSサービスとゲームを使って、ユーザーの嗜好情報を集めていく。ユニークなのは、Wii対応のアドベンチャーゲームを活用している点だ。ゲームの途中で、「ユニクロの商品では何が好き?」などのアンケート画面が登場し、ユーザーが自然に回答できるように工夫している。

   羽野社長は

「まず人数を制限して実証実験をしたあとで、2008年12月には協力企業数社と連携して、情報配信サーバーの試験運用を開始したい。本格的な営業開始後の目標会員数は200万人で、2012年には25億円の事業規模にまで拡大したい」

と抱負を語った。

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