グーグルが始めた百科事典「Knol」の正体を読み解く

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Knolはグーグルの本分とも言えるテーマだ

   現在、Knolに登録されているトピックは数百程度しかなく、今後の展開は未知数だ。Knolをして、グーグルが既存のネット情報の「検索」というジャッジ的な立場から、情報のプロデュースにまで手を広げる動きと捉え、公平性が失われると懸念する意見もある。

   しかし、Knolのような「知のシステマチックな共有」は、ネット検索に通じる、グーグルの本分とも言えるテーマである。それを多様な形で追求していくことには意義があるし、グーグルにとっての必然ではなかろうか、と筆者は考えるが、さてどうだろうか。

虎古田・純

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