約3000人が熱狂した人気ロックバンド「L'Arc-en-Ciel」のボーカルHYDEと「OblivionDust」のギタリストK.A.Zの2人からなるロックユニット「VAMPS(ヴァンプス)」が、彼らにとって2枚目となるニューアルバム『BEAST』の発売(2010年7月28日)を記念して、7月30日に都内で無料イベント「VAMPSFREELIVE@ROPPONGIHILLSARENA」を開催した。ライブは、当日まで会場が明かされておらず、正午にインターネット上でいっせいに情報公開されると、VAMPSタオルを首から下げたファンが会場に続々と集結。開演の18時には、約3000人の観客が六本木ヒルズアリーナを埋め尽くした。「今ちょうどツアー中で、VAMPSがすごくいい状況なので、そんな時にこういう場所で見てもらえるのはすごく光栄。ライブ映えするアルバムができたので、演奏できるのは楽しみ」ライブ前にこう語っていたHYDEは、ニューアルバム収録曲「DEVILSIDE」でスタート。「一緒に歌おう!カモン、ビースト」と叫んで、観客と一体となってステージを盛り上げた。また、観客席にむかって水をかけながら、「気持ちいいかい? 今日はいろんなところから見られている気がする。世界中に君たちのカッコいいところを見せてやれ!君たちがカッコいいのが俺の自慢だから」と言ってノリノリ。観客もタオルを回したり、投げたりして応え、それぞれ楽しんでいた。「ANGELTRIP」「REVOLUTION」など8曲を熱唱した。なお、同イベントは主要インターネット中継メディア(SYNCMUSICJAPAN(USTREAMonMySpace)、Yahoo!ミュージックライブ、ニコニコ生放送、NEXUS、mu-moてれび)での完全同時生中継を実施。これは世界初の試みで、会場の様子は全世界に配信された。
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