IKEAUKが2012年4月2日にYouTubeで発表した厚紙製で世界最安のデジタルカメラの発売が現実味を帯びてきた。腕を伸ばしてズーム、椅子に置いて手ブレ補正薄さも気になるこのカメラは、イタリアのミラノで4月17日から22日まで開催されたデザインイベント「fuorisalone」でプレス向けに配布されているが、一般に向けた販売が近づいていると伊GIZMODEが4月23日(現地時間)に報じている。この「KNAPPA」(最初のAのうえに点2つ)と名づけられたカメラは、「Teenageengineering」とのコラボレーションにより、IKEAの展開している「PSatHome」のコンセプトを元に開発されたものだ。性能はというと、腕を伸ばして被写体に近づけることにより対象が大きくうつるズーム機能と、カメラを椅子に固定することによりブレを防ぐ先端的な手ブレ補正機能をそなえていることが動画で確認できる。電源は単三電池2本で、40枚まで撮影でき、撮った写真はUSBポートを介してパソコンに転送が可能だ。価格、発売時期などは未定。
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