「フィアットグループオートモービルズジャパン」(東京・港区)は2012年7月4日、2気筒エンジンを搭載した「500(チンクエチェント)ツインエア」から特別仕様車「500ツインエアスポーツ」(400台限定)と「500ツインエアスポーツプラス」(250台限定)を発売する。2007年7月4日にイタリアで発表された現行モデルの「500」が、デビュー5周年を迎えたことを記念したモデルだ。日本初導入となるツインエアエンジンのMT搭載車写真は、「500ツインエアスポーツ」「優れた環境性能と高い走行性能を両立しているツインエアエンジンの魅力を凝縮した」という特別仕様車で、インタークーラー付きターボを搭載した2気筒エンジンには、2種類のトランスミッションを組み合わせている。「500ツインエアスポーツ」には、現行の「500/500Cツインエア」と同じATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を、「500TwinAirSPORTPLUS」には、ツインエアエンジンでは日本初導入となるマニュアルトランスミッションを搭載した。またエクステリアには、リアルーフスポイラーやピアノブラックルーフ(500ツインエアスポーツのみ)、マットブラックのアルミホイールなどを装着したほか、インテリアには濃色系のボディーカラーとブラック基調のスポーツシートを採用している。全国メーカー希望小売価格は、「500ツインエアスポーツ」が230万円、「500ツインエアスポーツプラス」が235万円。
記事に戻る