2012年8月4日と5日の2日間、東京の代々木公園イベント広場でオーシャンフェスティバル「OCEANPEOPLES」が開かれ、海やアウトドアが好きな多くの来場者で賑わった。イベントには、シンガーソングライターのhitomiさんも登場し、「日本の海は本当に美しい。これからも一緒に大事な海を大事にしていきましょう」と呼びかけた。巨大なボルダリング・ウォールに注目集まるサーフィンが「実は全くできないんです」と告白したhitomiさんこの日、夏らしく涼しげなアイスブルーのドレスで特設ステージ「XSSTAGE(エクセスステージ)」にあらわれたhitomiさんは、歓声の沸くなか、大ヒットを飛ばした「LOVE2000」でスペシャルアコースティックライブをスタート。つづけて「bymyself」や「CANDYGIRL」「SAMURAIDRIVE」といったヒットナンバー全7曲を披露し、450人以上の観客を魅了した。MCのトークでは、「海といえばhitomi?!」とhitomiさんが自身のイメージに触れながら、夏の定番マリンスポーツのサーフィンが「実は全くできないんです」と告白、サーフィンの話題をふられるたびに「毎回心ぐるしい思い」をしていたと振り返り、会場を沸かせる一幕もあった。hitomiさんのほかにも、さまざまなアーティストによるライブパフォーマンスや、オーシャンカルチャーを体感できるマーケットが多数出展された。なかでも注目を集めたのは、巨大なボルダリング(フリークライミングの一種)ウォールを設置した「XSENERGYDRINK(エクセスエナジードリンク)」のブースだ。体験してみようと、子どもから大人まで多くの人が集まり、長い行列ができていた。イベント全体を通じて、多くの来場者が海とつながる文化を楽しんだ様子で、その盛況ぶりに主催者側も「来年以降の継続開催が期待される」と手応えを感じていた。
記事に戻る