富士フイルムは2012年8月11日、コンパクトデジタルカメラ「FinePixF800EXR」を発売する。価格はオープンだが、想定実売価格は4万円前後とみられる。40倍まで「くっきり美しく撮影」写真は、ブラック撮影した画像をスマートフォンやタブレット端末に、無線LANを使って簡単に送信できる「スマートフォン送信」機能を「FinePixFシリーズ」として初めて搭載。アプリケーションソフト「FUJIFILMCameraApplication」(無料)を、手持ちのスマートフォンにダウンロードすれば、最大30枚の画像をカメラ内で選択して、スマートフォンに一括送信できる。カメラ内の画像をスマートフォンやタブレット端末の大きな画面上で確認し、送信したい画像を選択して取り込むことも可能だ。撮影面では、広角25ミリからのフジノン光学式20倍ズームレンズと、独自のEXR技術を採用した1600万画素の裏面照射型「EXRCMOSセンサー」を搭載している。画像が劣化しやすいデジタルズーム時にも、さらに2倍の40倍まで「くっきり美しく撮影できる(EXRAUTOモード時)」という。オートフォーカス速度は最短で0.16秒で、撮影と撮影の間のインターバルも最短0.8秒だ。ボディーカラーは、ブラック・レッド・ホワイト・シャンパンゴールドの4種類。
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