2018年 7月 18日 (水)

63年前に生まれた「元祖・明太子」 「現代版」とどう違う

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   今や福岡名物として知られ、世に広く膾炙(かいしゃ)する明太子。メーカーも有名無名、大小あって、味も多様化しているという。明太子といえば辛いのが当たり前と思いきや、近頃は辛さ抑えめで、ダシを上品に効かせた明太子も人気だそうだ。より取り見取りではあるが、明太子の「原点」とのうたい文句に心引かれて、今回は「ふくや」に注目してみた。

ルーツは韓国・釜山の食べ物

昔と今の明太子を食べ比べるのも面白い
昔と今の明太子を食べ比べるのも面白い

   明太子の歴史を紐解くと、日本ではじめて明太子を製造・販売したお店が「ふくや」だそうだ。現在の韓国の釜山で生まれた創業者が第二次大戦後に、父親の故郷である福岡に引き上げ、博多・中州で裸一貫からはじめた商店で「明太子」を売り出した。1949年のことだという。そして福岡の名産品として全国区の人気を博するのはそれから20年も経って、山陽新幹線が博多駅まで開通した1970年代半ば以降のことだという。

   この明太子のルーツは釜山の食べ物「メンタイ」にあるそうで、それを日本の材料で試行錯誤を重ねて売り出したという。その創業当時の味が「復刻」(120グラム・1575 円~)という商品で復刻されているというので、「復刻」を通常の「味の明太子(レギュラー)」とともにお店から取り寄せて、食べくらべた。なおクール便の通常送料は全国一律525円(3150円以上購入の場合)~725円(3150円未満)となっている。

口に含むとたらこの塩気を感じる

   さて早速だが、「復刻」は通常版となにが違うのか。卑近なところだと、お値段が高めになっている。原材料は、北海道産のすけとうだらの卵を使用(通常はロシア、または米国)。また酵母エキスや着色料などが使われておらず、唐辛子の焙煎機も違うそうだ。

   色を見くらべると、黄色みが強く見える。口に含むと、たらこの塩気を感じて、次に唐辛子の辛味がまとめて鼻まで突きぬけていく。一方の現代版は終始、甘辛で濃厚だ。この「復刻」はシンプルでプリミティブだが、塩気と辛さがいさぎよくて、気骨がある感じがする。食べてみたら、案外こちらが好みだという人も多いかもしれない。


商品名:味の明太子「復刻」

製造:ふくや

サイズ:120グラム

価格:1575円

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