「患者目線」の乳がん本 納得できる治療法選ぶために

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   日本人女性の15人に1人は乳がんになる時代――乳がんについての情報は数多く発信されているが、氾濫しすぎて適切なものを選び取るのは難しい。そんな中、出版されたのが、乳腺専門医、吉本賢隆氏による著書『もしかして乳がん!? あなたの不安に答えます。』(平凡社、1680円)だ。乳がんについての情報を整理し、治療法などを具体的な選択肢を挙げて説明している。

乳がん経験者の声を反映

『もしかして乳がん!? あなたの不安に答えます。』(平凡社)
『もしかして乳がん!? あなたの不安に答えます。』(平凡社)

   吉本氏は国際医療福祉大付属三田病院の乳腺センター長などを歴任し、現在は「よしもとブレストクリニック」の院長を務めている。同書は「患者の目線」に立ち「わかりやすく」書くことを心がけているといい、乳がんを経験した編集者らの声が生かされている。同書の出版を勧めた下中美都・平凡社取締役と、編集・構成を担当した女性ライターはどちらも乳がんを経験。吉本氏は打ち合わせの際、下中氏らから「患者目線に立った厳しいお叱り」があったという。

   2007年に乳がん手術を経験した下中氏は

「乳がんは初期治療が運命を決めます。医師から言われるままに治療法を決めるのではなく、自分にとってより納得できる選択をするため、この本で最低限の知識を得て欲しい」

と話していた。

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