2020年 11月 28日 (土)

【書評ウォッチ】ミサイル、領空侵犯… 企業や大学の「軍事技術拡散」注意せよ

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   北朝鮮が事実上の長距離ミサイルを発射、中国機が尖閣上空を領空侵犯……危なっかしいニュースが駆けめぐっている。シリアでは化学兵器サリン使用の危険性がささやかれる。共通するのは、いまこの時も世界中で進む軍事技術の拡散だ。私たちの生活をも脅かす凶器の出所を問う関連本を日経新聞が読書面にまとめた。

   遠い話ではなく、日本の企業や大学も技術開発や留学生の受け入れを通じてかかわりかねない。知らぬ間に拡散を手助けしてはいないだろうか、検証と用心が必要だ。【2012年12月16日(日)の各紙からI】

テロ組織が無人機を使ったら

『ロボット兵士の戦争』(P・W・シンガー著、NHK出版)
『ロボット兵士の戦争』(P・W・シンガー著、NHK出版)

   いま爆発的に普及しているのが無人機に代表されるロボット兵器だといわれる。もう先進国だけのものではない。イラン製の無人機もすでにある。『ロボット兵士の戦争』(P・W・シンガー著、NHK出版)は、国際テロ組織が無人機を使って大量破壊兵器をまきちらすシナリオに触れる。この分野が発達すれば、戦争そのものが変わってしまう。

   「既に現実味を帯びつつある」「国際ルールづくりも急務になってきた」と、評者の日経・高坂哲郎さんは危機感をつのらせる。

   英エコノミスト編集部の『2050年の世界』(文芸春秋)は、軍事技術の拡散が先進国の財政悪化などと相まって進む可能性を指摘している。

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