この間、同コラムでキャバクラを利用する男性についてのギャル的見解を紹介させて頂きました(「キャバクラ行き」にブチ切れる妻・彼女 「ギャル3か条」実践すれば「円満」通い放題!?)。様々なコメントが寄せられましたが、今回はその女性版とも言える「ホストクラブ」事情についてお送りしたいと思います。バンドギャル、通称「バンギャ」ホストクラブに行ってみたい?まず、そもそもギャル達は「ホストクラブ」に興味があるのか、GRPでアンケート調査をしてみると…。1位 どちらかというと行きたくない…36.2%2位 絶対に行きたくない…30.2%3位 どちらかというと行きたい…25.7%4位 絶対に行きたい…7.9%といったように、ギャル達の6割以上がホストクラブに『行きたくない』と答えました。最近では、各種メディアに「ホストクラブ」が取り上げられる機会が多くなってきている現状があるものの、ギャルの間ではまだまだ近寄りがたい場所といったイメージが強いようです。その理由としては『お金を払ってまでホストと話したいと思わない』『その場は楽しそうだけど、チャラいイメージがある』『結局自分だけの男になってくれないから』など、ホストという職業上、女性と接する機会が極端に多いことで警戒されるのか、王道ギャルからは「(ホストクラブ通いは)理解出来ない」という声が多く寄せられました。しかし、調査を進めていくと驚くことにギャルはギャルでもバンドギャル、通称「バンギャ」と呼ばれる、いわゆる「ヴィジュアル系」音楽を熱烈の好む女子の中では、調査対象者の5人中3人もがホストにのめり込んでいる現状があることが分かりました。「今の私にとっては生き甲斐なんだよね」実際に、熱狂的なホスト好きの「バンギャ」に話を聞くと、その実態が明らかとなりました。編集部員『どうして、バンギャの子達の中にはホストにハマる子が結構いるのかな?』バンギャA『バンギャって基本は、一般的に呼ばれる「ファン」とは違って人生を捧げてまで、麺(麺とはバンドマンのことでバンギャの中では、カタカナでメンと書くのではなく、漢字の麺を使います)を応援しているから生半可な気持ちじゃないんだよね。だから、1度ハマっちゃうといくらでも尽くしちゃう傾向が強いから、それと同じでバンギャの中にはホストにハマる子が多いんだと思う』編集部員『実際にのめり込むってどういうことをホストの人にしてあげているの?』バンギャB『ホストにハマる人のことをホス狂いって言うんだけど、極論、お金を出せば何でもしてくれるから心が満たされる気持ちになるまで、とにかく何でもする』編集部員『何でもって例えば?』バンギャA『例えば、お金を払ってデートしたり、プリを撮ったり、手も繋いだり…。時には夜の関係になったりって恋愛している感覚になれるんだよね。麺とは中々そういうこと出来ないからさ…』編集部員『じゃあ、麺=理想、ホスト=現実みたいなイメージ?』バンギャB『そんなニュアンスに近いかなぁ~。自己満って分かってるんだけど、尽くせば尽くしただけ心が満たされるから、今の私にとっては生き甲斐なんだよね』という声を聞くことが出来、ホストの存在が心を満たす「生き甲斐」となっている様子がうかがえました。あるバンギャはこう言いました。「ホストは、自分のペット」だと…。「ミーハー精神」VSピンポイント?こうした話を聞いて感じたのは、「王道ギャル」と「バンギャ」とのライフスタイルやマインドの違いです。王道ギャルの場合は、ファッション・メイク・音楽・ダイエット・友達・恋愛・遊び……と、常に広く情報網を張り巡らせていて「ミーハー精神」が強く、色々な物に対して興味を示す傾向が強くあります。一方、バンギャの場合は音楽・バンドという特定の分野に対しての関心が強いことから、「お金・時間・自分自身」などをピンポイントで「投資」する傾向があるようです。こんな違いが「ホストクラブ」に対するイメージや姿勢の差に影響しているのでしょうか。勿論、バンギャの中には「ホストクラブなんか興味ない」「バンド一筋!」という子達も多くいて、「一緒にしないで!」と思っているかもしれません。とはいえ、今回話を聞いたバンギャの実態は、なかなか刺激的でした。ホストクラブにハマってしまう……そんな女性について、みなさんは、どう思いますか?GRP編集部・ひろ
記事に戻る