『万葉集と日本人』(小川靖彦著、角川選書)は、成立以来1200年、時代により大きく変化する味わい方を検証した。「この上なく正確」と、読売の評者・万葉学者の上野誠氏。
平安、鎌倉などそれぞれの論理でいかに読み継がれてきたかがわかる。「忠君愛国の書」とされたことも。今後、集団的自衛権の書なんてことには、まさかならないだろうが。
(ジャーナリスト 高橋俊一)
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