2019年 9月 17日 (火)

週刊「日常は音楽と共に」...本田聖嗣
雨と雨だれのプレリュード

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美しい光景に誘う「雨だれ」のリズム

   地球の水分循環の中で、人間に真水をもたらしてくれる雨、これを描いた曲はたくさんありますが、ショパンの「雨だれのプレリュード」はいかがでしょう? おそらくクラシックの中でも1,2を争う名曲です。自身の病気療養と、ジョルジュ・サンドとの恋の逃避行という2つの意味を持って、地中海のマヨルカ島に滞在したショパン、そこの修道院で、雨を、または雨漏りを、目撃しながら、この曲を書いた、といわれていますから、背景は、ちょっと憂鬱ですが、彼独特の素晴らしい旋律と、伴奏に現れる一定の「雨だれ」のリズムが、何ともいえない美しい光景に誘ってくれます。

本田聖嗣プロフィール
私立麻布中学・高校卒業後、東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業。在学中にパリ国立高等音楽院ピアノ科に合格、ピアノ科・室内楽科の両方でプルミエ・プリを受賞して卒業し、フランス高等音楽家資格を取得。仏・伊などの数々の国際ピアノコンクールにおいて幾多の賞を受賞し、フランス及び東京を中心にソロ・室内楽の両面で活動を開始する。オクタヴィアレコードより発売した2枚目のCDは「レコード芸術」誌にて準特選盤を獲得。演奏活動以外でも、ドラマ・映画などの音楽の作曲・演奏を担当したり、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」や、インターネットクラシックラジオ「OTTAVA」のプレゼンターを務めるほか、テレビにも多数出演している。日本演奏連盟会員。

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