2024年 4月 25日 (木)

「菌活の日」認定 きのこのホクトが提唱する「菌活」とは?

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   2016年から、5月24日が「菌活の日」に認定された。...と言っても、「菌活」と聞いてピンと来る人はまだまだ少ないのではないだろうか。

   きのこの生産と販売を行うホクトが提唱する「菌活」。実は美肌効果から糖尿病対策まで、様々な効果があるあなどれない言葉なのだ。

  • きのこの力はスゴい!
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きのこは「菌活食材の王様」

   「菌活」はその名の通り、1年を通して体に良い「菌」を積極的にとり入れる生活習慣のこと。

   5月24日を「菌活の日」としたのは、ホクトがテレビCMで初めて「菌活」という言葉を全国に発信した日(13年5月24日)というのが理由だ。要潤さんと鈴木砂羽さんが出演していたやけにセクシーなきのこのCM...と言えば、思い出す人もいるのではないだろうか。

   特に「菌」と書いて訓読みで「きのこ」と読むきのこは、チーズやヨーグルトと異なり菌そのものだけを食べる唯一の食材で、塩分や脂肪のとりすぎにつながらず、「菌活食材の王様」といえる。ホクトは「きのこで菌活」の習慣を通して健康で豊かな毎日を過ごし、笑顔で生活するきっかけとなる日を――との思いから「菌活の日」を制定した。

夏バテ対策にも期待大

   「きのこで菌活」には様々な効果が期待できる。

(1)美肌づくり
 腸をきれいにする食物繊維や、美容ビタミンとも呼ばれるビタミンB群が豊富に含まれている。特にエリンギにはキャベツの5倍の食物繊維が含まれ、便秘改善効果に期待できる。マイタケにはストレスによる皮ふ機能低下を改善する効果が期待できるとの報告も。

(2)ストレス対策
 ブナシメジやブナピーに特に豊富に含まれるGABAのリラックス効果が期待できる。

(3)ダイエット
 きのこはうまみ成分が豊富かつ低カロリーで、ビタミン、ミネラルなど必要な栄養素も豊富に含んでいる。エリンギには体脂肪軽減や、中性脂肪の吸収を抑える効果も期待できる。ブナシメジやブナピーには、糖尿病の治療にも有効なインスリンの分泌を促す効果が確認されている。

(4)免疫力維持
 食物繊維で腸内環境を改善し、マイタケに特に豊富に含まれるβグルカンという成分に免疫細胞を活性化させる働きが期待される。最近の研究では、ブナシメジやブナピーにインフルエンザ感染を抑制する作用が期待できることがわかってきている。

(5)二日酔い予防
 ブナシメジやブナピーには、アルコール分解を促すオルニチンがシジミの5~7倍含まれている。

(6)夏バテ予防
 疲労回復に役立つビタミンB1が豊富に含まれ、だるさ解消を助ける。

(7)糖尿病対策
 食物繊維が食後の血糖値の上昇をゆるやかにする。ブナピーには血中のコレステロール値を低下させ、動脈硬化を抑制する効果が期待される。

(8)脳活性化
 「神経ビタミン」とも呼ばれ、脳を活発に働かせるために必要なビタミンB群が豊富に含まれている。

   5月24日の「菌活の日」を機に、自身の食生活にきのこを参入させてみては。なお、菌活について詳しい情報や、きのこを美味しく食べられるレシピは、「きのこらぼ」というサイトで紹介されている。

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