2024年 4月 30日 (火)

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連覇ねらうゴールドアクターは評価下がる

   ニッカンは「ジャパンCは完璧な逃げ切り」と一目置くが、「さすがに上積みは見込みづらいうえ、マークもより厳しくなる」とみる。ただ、「大崩れはない」とみて、単穴▲に評価した。スポーツ報知も単穴▲にとどめているが、騎乗する武豊騎手が「勝利」にどう導くかにも注目だ。

   ニッカンの対抗○は、これまでGIレースで7戦して2着3回のシルバーコレクター、サウンズオブアース。「もう頂点に立てるだけの力を秘める」とみた。「好調を維持」して差がないと評価するスポーツ報知も、対抗の○印を打つ。

   昨年のグランプリホース、ゴールドアクターにはニッカンが☆印。他の4紙には△がずらり。前走のJCが3番人気の4着だったことが評価を下げたようだが、無視はできない。

   天皇賞・春、前走のJCでともにキタサンブラックの3着だったシュヴァルグランにはサンスポとデイリーが単穴▲、ニッカンとスポニチが△に推し、前走の金鯱賞(GII、中京・芝2000メートル)を勝って臨むヤマカツエースにはスポニチが▲を打ち、スポーツ報知が★印を、デイリーが△に推した。

   2015年のオークス(GI、東京・芝2400メートル)と秋華賞(GI、京都・芝2000メートル)を勝った4歳牝馬のミッキークイーン、2015年のエリザベス女王杯(GI、京都・芝2200メートル)と16年の宝塚記念を勝ったマリアライトの2頭の女傑、また前走で中山の長距離戦(3600メートル)ステイヤーズステークス(GII)を勝ったアルバートに、△印が回った。

   過去、シンボリルドルフ、オグリキャップ、トウカイテイオー、グラスワンダー、シンボリクリスエス、ディープインパクト、オルフェーヴル、ジェンティルドンナ・・・その名をあげれば切りがないほどの名馬が並び、また劇的なドラマを生み出してきたグランプリホースたち。連覇か、新たな名を刻むことになるのか――。有馬記念の発走は、12月25日15時25分だ。

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