『すぐに書ける!「頭のいい文章」』 ちょっとしたコツで「見た目」がアップ

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   文章がうまく書けない。そんな悩みを持つ人は少なくない。どうすれば書けるようになるのか。ちょっとしたコツを教えてくれるのが『すぐに書ける!「頭のいい文章」』(三笠書房)だ。

   「文章は見た目が9割」だという。その「見た目」をアップするには? 豊富な例文をもとに伝授する。就活の学生やビジネスマン向けの本だ。

  • 『すぐに書ける!「頭のいい文章」』(三笠書房)
    『すぐに書ける!「頭のいい文章」』(三笠書房)

大切なのは向上心

   著者の高橋俊一さん毎日新聞や朝日新聞で定年まで新聞記者をしていた。現在は日本大学の大学院で、ジャーナリズムや文章論の講師を務めている。そのかたわら、『すっきり!わかりやすい!文章が書ける』(すばる舎)、『削るほど良くなる文章の練習帳』(河出書房新社)など文章についての著書を何冊も出している。

   やさしく、わかりやすく書くにはどうすればいいか。結論から言えば、「頭のいい人ほどやさしく書く」――これが著者の最も言いたいことだ。

   では「頭がいい人」のように見られる文章はどうすれば書けるのか。接続詞や改行の使い方、文章の削り方・・・頭のいい人は文章のルールを知っているという。だれかに教わるまでもなく体得している! 本書ではそのルールやノウハウを、初心者向けの受験問題集のように、悪文の添削も交えて懇切丁寧に教える。

   もちろん「文章の森」は険しく奥が深い。そんなことは、著者は百も承知だ。でも、ちょっとした努力と注意力、ふだんの心がけで、「頭がいい人」のエッセンスを習得し、少しはマシな文章が書けるようになる。何よりも大切なのは、「上手な文章が書けるようになりたい」という向上心――そんなことも教えてくれる。三笠書房の「知的生き方文庫」の一冊だ。

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