計測器大手の「タニタ」が2017年9月22日、東京本社の「タニタヘルスロード」なるアトラクション(?)をツイッターで公開した。そこを歩けば、足つぼのマッサージになるため、健康になれるという。ネットでは、「歩いてみたい」「ヘルスへの道...」との声が多いが、「(歩ききれば)不老不死になれる」とまことしやかに伝えられる難所もあるそうで...。「ヨガの苦行のよう」「死亡フラグしかない」「小学生の時によくタニタさんの敷地にある足ツボを刺激する石が並んだ道を歩いてました...」タニタの公式ツイッターは9月21日、こんなネットユーザーのツイートを引用し、ゴツゴツした石が並んだ道の写真とともに「ロードトゥーヘル(ス)のことかな」と投稿、翌22日にロードトゥーヘル(ス)」の写真を公開し始めた。「#タニタヘルスロード」のハッシュタグ付きだ。「タニタヘルスロード」とは、東京本社のふれあい広場前の「健康小径(けんこうこみち)」と呼ばれるものだ。公式ツイッターによると、足ツボの位置が図で表された「足のツボ概略図」の看板が、「ロード」のスタート地点に立っている。「ロード」は、全部で8つのゾーンに分かれているという。「ステップ1.ヘルスプレリュード」(説明:軽いマッサージ程度)「ステップ2.ヘルスアンドイタキモチイイ」(説明:ほどよく痛気持ちいい。血行も促進されるっぽい)「ステップ3.ヘルシングカーブ」(説明:若干突起が鋭利に。ここまでは我慢できる)最初の3ゾーンは、ツイートでこう説明されている。「1」では、丸太が間隔を空けて並んでおり、「2」「3」では、無数の小石が敷き詰められている。ツイートによると、ここまではさほど痛くないらしい。問題は、次のステップ4だ。「ステップ4:ゴートゥーヘル」(説明:阿鼻叫喚の針山地獄。かつてこの部分を歩ききった人間は数名しかおらず、達成した者は『不老不死になれる』とまで言われた)阿鼻叫喚の針山地獄では一体、どんな激痛が走るのだろうか。ツイッター上でも、この「4」がとりわけ話題を呼んでおり、「TANITAさん、とうとう不老不死を得たのですね...」「完全にヘルスじゃなくヘルロード」「ヨガの苦行のようです」「死亡フラグしかない」などのリプライが寄せられている。全部アドリブだそうです「ステップ.5やすらぎロード」(説明:痛みからのリハビリゾーン。クールダウンをしましょう)「ステップ6.気持ストーンロード」(説明:油断しているところに若干ゴツめな石が連続しますが、さっきに比べたらマシ。マッサージゾーン)「ステップ7.ジャリーレイクロード」(説明:砂浜を歩いている感じ。リラックスゾーン)「ステップ8.やわらか芝ロード」(説明:ふにふにして気持ちいい素材っぽい。達成感と共に邪念も解き放ったことに気づく天国への道)「地獄」のステップ4を通過すれば、安らぎのステップ5~8がこうして「天国」への道案内をしてくれる。タニタ本社を訪れる機会があれば、いや訪れる機会がなくとも、一度、足を運んでみるといいだろう。一瞬にして地獄から天国へ駆け上がる快感が、味わえるかもしれない。(編注:記者は行ったことがない)ちなみに、公式ツイッターの「中の人」はその後、我に返ったのか、「全部アドリブなんですが、自分で何言ってるんだろうって思った」と投稿していた。
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