米Googleが発表した新型ワイヤレスイヤホン「GooglePixelBuds(グーグル・ピクセル・バッズ)」が自動翻訳機能を備えており、ネットで「ほんやくコンニャクか?」と話題になっている。40言語のリアルタイム翻訳米Googleは2017年10月4日(現地時間)、米サンフランシスコで開催したイベントで「PixelBuds」を発表した。「PixelBuds」は、新型スマートフォン「Pixel2」と同期すると、会話のリアルタイム翻訳機能を発揮する。たとえば、日本語と英語の話し手で会話するとしよう。自らの日本語が翻訳された英語が「Pixel2」のスピーカーから流れ、「Pixel2」のマイクが拾った相手の英語は、日本語で「PixelBuds」から流れる。全部で40の言語に対応しており、海外のレストランで注文したり、外国人から道案内を頼まれたりしても心配要らなくなる。一方、日本のインターネット上では、こうした自動翻訳機能がアニメ「ドラえもん」の「ひみつ道具」、「ほんやくコンニャク」に似ているとして、「グーグルほんやくコンニャクで翻訳家の仕事なくなりそう」「皆言ってるらしいがこれぜってー『ほんやくコンニャク』だわ」「ほんやくコンニャク欲しかったけど、未来が手元にくる時代になったのか」「ドラえもんのほんやくコンニャクだな!精度が問題だが???」といった声が上がっている。「ほんやくコンニャク」は、見た目こそコンニャクそのものだが、これを食べると、外国語を自国語として聞き取れるようになり、話し言葉も自動的に話し相手の言語に翻訳されるため、言葉の通じない相手と会話できるようになる。「PixelBuds」の価格は、159ドル。北米やイギリスなど6か国で11月に発売するという。ただ、日本は発売予定地域に含まれていない。
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