2018年 8月 21日 (火)

野村も金田も絶賛 東大150キロ左腕・宮台康平の株が急上昇

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   2017年もプロ野球のドラフト会議が残り10日に迫る中、東京大学の最速150キロ左腕・宮台康平投手(4年=湘南)がプロ野球界の重鎮たちから熱い視線を浴びている。

   野球解説者の野村克也氏が「いい球投げてるな。本当に東大生なの?」と宮台の直球をほめると、金田正一氏も「素晴らしいですよ。手首の使い方が柔らかい」と絶賛した。

  • ドラフト会議でプロ入りなるか…(写真は、2012年のドラフト会議。Wikimedia Commonsから。作者:shiori.kさん)
    ドラフト会議でプロ入りなるか…(写真は、2012年のドラフト会議。Wikimedia Commonsから。作者:shiori.kさん)

球速130キロ→150キロに

   宮台は2017年10月7日、東京六大学秋季リーグの法大戦で9回2失点と完投し、今季2勝目を挙げた。翌8日にも6回から登板、4回を9安打4点と打たれたが、1点差のリードを守りきった。東大はこれで、2002年立大戦以来15年ぶりの勝ち点を挙げた。

   宮台は12日までにプロ野球志望届を提出しており、2017年のドラフト会議で注目株の1人と目されている。仮に指名を受けると、東大史上6人目のプロ野球選手となる。

   10月15日、TBS系のスポーツ番組「S☆1」はそんな宮台の真価を探った。東京大学法学部に現役合格した男の座右の銘は、「最も困難な道に挑戦せよ」。大学の試験前には1日9時間の勉強を迫られるが、野球との両立に励んだ結果、入学当時MAX130キロだった真っ直ぐは現在、150キロに。

   2016年まで宮台とバッテリーを組んでいたTBSの喜入友浩アナウンサー(東大野球部出身)は「普段から体や筋肉の仕組みを勉強して頭でイメージを作ってからフォームに反映できるスペシャリストだと思う。頭で体を捉えられている」と話す。宮台の球を1年ぶりに受け、

「球が重くなりました。ピストルのように一定のスピードだったが、回転数が上がって打者の手元で最後まで伸びている」

と、変化を感じたという。

   番組の野球解説者・野村克也氏も、宮台の投球に「いい球投げてるな。本当に東大生なの、これ?」と驚きを隠せなかった。

「投球の基本は技巧派も本格派もストレート。ストレートがいいのは魅力だね。これに1つ、チェンジアップかフォークか特殊な変化球を覚えたらOKだね。『野球は頭だ』と言っているオレにとっては、こういう頭の良い人がプロで成功してほしい」

とエールを送った。

金田正一「プロに行かなきゃ」

   400勝投手の金田正一氏も10月15日、「サンデーモーニング」(TBS系)で「素晴らしいですよ。手首の使い方が柔らかい。リストの使い方がうまい」と宮台の投球を絶賛した。

「手首で投げる前にリラックスしなきゃいけない。その力の抜き方を手首でやっている。それを天性と言って、ピッチャーがあそこまで放ると、例え相手が強くても負けてしまう」

と解説し、

「(プロに)行かなきゃ、行かなくちゃ。東大もいいけど、勉強が終わったら、プロでやってもらいたい」

とプロ入りに期待を寄せた。

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