株式トレーダー・若林史江さん(40)が、選挙での投票先を他人に漏らすことに違和感を覚えると明かし、ネット上で議論を呼んでいる。思想の表明につながる?2017年10月23日放送の情報番組「5時に夢中」(TOKYOMX)に出演した若林さん。番組では第48回衆院選に関するニュースを取り上げ、その関連で「すごい気になる」場面があったという。ある局の選挙特番で、芸能人が投票した党を表明していたとして、「すごい違和感だった」と一言。若林氏は選挙権年齢に達した際、親から「これ(投票先)は絶対的に秘密なこと。親子でもいうべきでないこと。自分で考えて入れろ」などと厳命されたという。コメンテーターのマツコ・デラックスさん(44)も、同じ教えを親から受けたとし、「日本って保守政党が自由民主党しかない。あとは社会党と共産党っていう構図が長い間あった。どこにいれたということ=思想をひけらかすことになるからそういう風潮になった?」と持論を述べた。「あの時代の迷信なんだろうなと思う」ネット上では、若林氏が指摘していた芸能人は、俳優の峰竜太さん(65)ではないか、とみる人が多い。実際、衆議院選挙の投開票日である10月22日に放送された「池上彰の総選挙ライブ」(テレビ東京系)に出演した峰さんは、フリップを使い、「小選挙区」は海江田万里氏、「比例」は立憲民主党に投票したと発表していた。「判官びいきみたいな感じで、いじめられているところを応援したい」と投票理由も語っている。峰さんの表明や、若林さんの主張に対し、ネット上では「どこの党、どの候補者に投票したか人に言ってはダメなのだと小学校の社会科で教わった記憶」「たしかに人に教えるのは抵抗ある。家族であっても」「投票っても仕方なく消去法だったりもするんだから、自分の投票先をひけらかして『この人こういう考えなんだ』とか思われてもアレだと思うし」「何で言っちゃいけないの? 別に隠すのもいいけど言ったからダメってことじゃないだろ」「峰竜太にも違和感は感じなかったし、出口調査の結果が開票後即座に出され瞬時に大勢が判明するのを見てりゃ、あの時代の迷信なんだろうなと思う」など、さまざまな声があがった。
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