「適当に頼んどいて」――このセリフに戦々恐々とするビジネスマンは多いだろう。部下や同僚との飲み会であれば、気を使わずに好きなメニューを注文できる。だが、上司や取引先ではそうはいかない。お酒であれば、「とりあえずビール」で済むものの、メニューに「正解」は無い。飲み会は胸筋を開いて語り合うチャンスでもあるが、注文を「ミス」すれば評価を下げることにも(?)。いったい、何を頼めば好印象を与えられるのか。さっぱり系がGOODネットの掲示板で2017年10月31日、「飲みの席で『コイツできる』と思われる注文メニュー」とのスレッドが立った。書き込まれたメニューを見ると、つまみ類は、・酢モツ・なめろう・エイヒレ・ホヤ・梅水晶・ナスの煮浸し・チーズの味噌漬け・モツ煮込み・アヒージョなどが挙げられた。ことし5月、「フライドポテトを頼んだら上司に怒られた」という投稿が話題になったが、やはり揚げ物系を推薦する声は少なく、さっぱりとした肴が中心を占めた。注文前にはヒアリング、リサーチをおかず系は、肉料理よりも魚料理がおススメのようだ。・金目鯛の煮付け・ニシンの塩焼き・ホッケ・アジフライ・炙りしめさばその他、上級テクニックとして、「ヒアリング」も紹介されていた。注文前に、同席者から好き嫌いを聞いたり、店員からオススメのメニューを教えてもらったり――こうしたちょっとした努力が、評価アップにつながるかもしれない。
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