日本HP(ヒューレット・パッカード、東京都江東区)は、ウェアラブルワークステーション「HPZVRBackpackG1Workstation(エイチピー・ゼット・ブイアール・バックパック・ジーワン・ワークステーション)」を2017年11月下旬に発売する。ドッキングステーションに取り付ければハイエンドデスクトップWSにもVR(バーチャルリアリティー=仮想現実)の可能性を余すところなく発揮できるよう開発したという、安全で管理性に優れた着用可能なワークステーション。危険な環境や医療訓練、重量やサイズの大きい装置の操作などのシミュレーション体験や、安全で効果的な研修などに適するという。ハーネスに装着してバックパックのように背負えば、仮想空間を自由に動いて没入体験を得られる。また付属の「ドッキングステーション」に取り付ければ、管理性に優れたハイエンドなデスクトップワークステーションとしても活用可能だ。人間工学に基づいたバックパック型設計とホットスワップ対応のデュアルバッテリーを備える。インテル「Corei7vPro」プロセッサー、NVIDIA「QuadroP5200」グラフィックプロセッサーを搭載し、ストレスなくVRを使用できる。OSは「Windows10Pro」(64bit)をプレインストール。メモリーは32GB、内蔵ストレージは512GBSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)。光学ドライブは非搭載。IEEE802.11ac対応の無線LAN、Bluetooth4.2をサポートする。価格は58万円(税別)。
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