脳が活性化する休日の過ごし方は――「デートです」。テレビの教育バラエティ番組でこんなやり取りが放送され、恋人のいないネット民から「相手がいない人はどうすれば...」「彼氏が欲しい!」とのため息がもれている。昼間に脳を活性化させることが重要2017年12月16日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)は、「今年わかった16の新常識SP」と題し、「料理」「音楽」「スポーツ」などジャンルごとの「新常識」をランキング形式で紹介した。9位の「睡眠」で取り上げたのが、米国のスタンフォード大学が提唱して「2017ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート作品となった「睡眠負債」だ。言葉の意味は、睡眠不足も借金と同様、「返済」できないと利子が膨らみ、脳と体が「自己破産」してしまう――というもの。同大学の研究によれば、日本人の約4割は、1日の睡眠時間が6時間を下回り、これは世界一短いという。番組では、杏林大学の古賀良彦名誉教授が「週末に『寝だめ』するのは、生活リズムを崩すため、逆効果になってしまう。週末の夜にいかに深く眠るか、がポイントになる」と指摘した。番組のナレーションは「夜深く眠るためには、昼間にたくさん脳を活性化させることが重要です」と説明し、「ここで問題です。脳が活性化する休日の過ごし方は?」と視聴者に質問した。「正解は、デート」「男同士でもええんやろ?」「脳が活発に働くのは、コミュニケーションを取っている時です。特にデートは、大事なコミュニケーションの連続ですから、脳の活性化にとても役立ちます」(古賀教授)ツイッターではこの正解に、恋人のいないユーザーから「彼女欲しくてもできないワイ、憤死」「大半の若者が活性化できずに月曜日を迎えます」「相手いない人はどうすればいいんですかー?って思うやつな」「これは、非リアに喧嘩を売ってますねぇ~wwwww、、、彼氏が欲しい!」と悲しげな声が殺到した。中には、「同性どうしのデートは効果があるのですか?」「男同士でもええんやろ?」「二次元でも効果はあるのでしょうか?」といった声もあった。ちなみに、古賀教授は「パートナーのいない方は親しいお友達に会えば良いのですよ。女性だったら女子会をやったり。こういうことでいいのです」と話している。
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