2024年 4月 19日 (金)

■ホープフルステークス「カス丸の競馬GⅠ大予想」
2018年のクラシックホースを探せ!

   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。有馬記念はキタサンブラックが優勝。有終の美を飾ったじぇい。◎△○で3連単を的中。まだ興奮が冷めないじぇい。5週連続で当たりだよ!

   ガジュマル爺 まあ、ケイバは筋書きのあるドラマじゃな。

   カスヨ まったくねぇ。もうゲートが開いたとたん、やられた! って思ったわよ。強かったわ。これで引退するなんて惜しいくらい。それはそうと、カス丸、絶好調ね。連続記録を伸ばすのよ。今週は2017年の本当の締め括り。新しくGIレースに昇格した「ホープフルステークス」(2017年12月28日、中山競馬場、芝2000メートル)よ。来年の3歳クラシックを彩る、名馬の登竜門。でも、2歳だから予想は難しいわよ。

   ガジュマル爺 まあJRAも粋な計らいをするもんじゃ。有馬記念でクリスマスプレゼントを、ホープフルSでお年玉を、というわけじゃ。

昨年の優勝馬は、2017年のダービー馬・レイデオロ!

   カス丸 よ~し、バッチリ当てて。JRAからお年玉、もらうじぇい! それで絶不調のカスヨ姉さんはどうなの。最近、カスヨ姉さんの予想をはずせば、当たるっていう、もっぱらのウワサきゃすう。

   カスヨ 調子に乗んじゃないの。カス丸! このレースの昨年の勝ち馬は今年のダービー馬、レイデオロなの。それだけで、このレースの重みがわかるでしょ。それに中山・芝2000メートルといえば、クラシック3冠の初戦、皐月賞(GI)と同じ舞台なのよ。つまり、ホープフルSで勝ち負けのレースができれば、一躍クラシックホースの最有力候補というわけ。将来性を見極める大事なレースなのよ。

   カス丸 でも、みんな2歳馬で、中には1回、2回しか走っていない馬もいるじぇい。どうやって予想すればいいきゃすう?

   ガジュマル爺 まずは血統じゃな。ケイバはブラッド(血の)スポーツといわれるほど血統が大事なんじゃ。レース経験のない2歳馬の予想は、血統がそのよりどころとなるわけじゃ。

   カス丸 どんな血統がいいの?

   ガジュマル爺 まずは人気のジャンダルムじゃ。外国産馬じゃが、母ビリーヴは2002年のスプリンターズステークスや03年の高松宮記念(いずれも、芝1200メートルのGIレース)を制した名スプリンター。新馬(阪神・芝1600メートル)、デイリー杯2歳ステークス(GII、京都・芝1600メートル)を連勝しておるが、距離がもつかどうか、心配されておる。

   カスヨ そうなのよね。しかも8枠15番と外枠に入っちゃった。それに多頭数のレースを経験していないのがマイナスね。凄腕の武豊騎手とはいえ、難しいわ。それに武騎手にはGI全レース制覇の偉業があって、このレースと、同じ2歳馬の朝日杯フューチュリティステークスを勝てばいいだけ。応援したいんだけど...... 私は、本命◎がサンリヴァル。対抗○はタイムフライヤーよ。サンリヴァルは前走の芙蓉ステークス(オープン、中山・芝2000メートル)で距離を経験している分、有利と判断したわ。タイムフライヤーも前走の京都2歳ステークス(GIII)で2000メートルを経験。ジャンダルムは△ね。

   ガジュマル爺 そうじゃな。人気の一頭、タイムフライヤーはハーツクライ産駒。父ハーツクライは、あのディープインパクトを有馬記念で負かしたGI馬じゃし、サンリヴァル(5番人気)の父ルーラーシップは2012年のクイーンエリザベス2世カップ(香港GI)を勝った。その父キングカメハメハは2004年のNHKマイルカップとダービー(いずれも、GI)を勝ったし、母のエアグルーヴは96年のオークス(GI)、97年の天皇賞・秋などを勝った「女帝」じゃ。距離を考えれば、カスヨの判断も理解できるわい。わしの本命◎も、サンリヴァルじゃ。先行できて、上り(最後の600メートル)タイムの34秒4も優秀。中山コースはピッタリじゃ。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!