「まさにコレ...ほんと...ヤバい」「俺は○○先生派だな(アカン)」――。ツイッター上に中堅、ベテランの会社員によるこんな「危機感」が書き込まれた。いったい何のことかと言えば...。若いころは理解に苦しむも...ツイッターのまとめサイト「togetter」で2018年2月7日、「新入社員の頃にはわからなかったオジサン社員の行為を、年を重ねるに従いしたくなって必死に抑えてる」とのまとめが作成された。内容はこうだ。自身が若手社員だった頃、年配の男性社員に「○○選手」「○○先生」などの敬称をつけて名前を呼ばれるも、その慣習が全く理解できなかった。しかし、自分が「おじさん」になった今、なぜか敬称をつけて若手社員を呼びたい――。過去の自分では分からなかったこんな感情に、続々と共感が寄せられている。「すごくわかる!意味なく『先生』をつけて呼んだりしてる!」「やべー、私『○○名人』て呼んでたわ(老化現象?」レパートリーは20以上敬称のレパートリーは多岐にわたるようで、関連するツイートを記者が調べたところ、少なくとも20以上確認できた。「大臣」や「書記長」「隊長」など、社会的地位の高い呼称が比較的多い印象だ。年齢を重ねるにつれ、不可思議な敬称をつけたくなる心理とは一体何か。ツイッターでは、「相手の中に自分の若かった頃と被るものを見つけると親近感わいちゃって変なテンションで絡みに行きたくなるんよな」「これな〜君では堅すぎるし若者にさんは変だし、呼び捨てにするほど日々親密に接しているわけでもないって時に苦しまぎれ半分照れ隠し半分でつける敬称だな」「注意する時とか、頼みごとする時とか、励ます時とか...悪い意味ではなく茶化しているのかな?」といった分析がなされている。
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