「異国情緒漂う中でプロ野球を観戦していただきます」――。プロ野球のオリックスバファローズは2018年6月17日の横浜DeNAベイスターズ戦(京セラドーム大阪)で、「インド」をテーマに試合を盛り上げる。試合中のBGMはインド音楽「インドの街中を闊歩する牛の姿は、バファローズにとって少なからず親近感を抱かずにはいられません」と謳うこのイベント。「BsTRAVEL~ナマステ!インド・デーカレーなる勝利をめざせ!~」と題し、インドにまつわる企画を1日限定で実施する。来場者先着1万人にインドの女性が額につける「ビンディシール」を配布。飲食ブースでは、インド人シェフが作るナンとカレーを販売する。さらに、球団マスコットキャラクターはインドの民族衣装をまとい、試合中にはインドの音楽が流れる......。極め付けはインド人100人の無料招待だ。「インド人野球見るの?クリケットは人気やけど」今回の大胆な取り組み。インターネット上では、「インド人もびっくり」「この謎のインド推しなんなんやw」と困惑する人が続出。そのほか、「インド人はオリックスに興味無い気が」「インド人野球見るの?クリケットは人気やけど」と心配の声も漏れている。なお、法務省が17年11月に発表した統計によると、在留インド人が多い都道府県は1位が東京(1万1809人)、2位が千葉(1594人)。オリックスのお膝元である大阪・兵庫は、それぞれ1175人、1512人だった。
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