電子楽器メーカーのローランド(静岡県浜松市)は、デジタル管楽器「AerophoneGO(エアロフォン・ゴー)」を2018年7月28日に発売する。リコーダーのように簡単な指使いとシンプルな操作性で、楽器の初心者でもすぐに演奏を始められるという。スピーカーに加えヘッドホン端子を装備し、家族のいるリビングや夜中でも気兼ねなく演奏を楽しめる。マウスピース内蔵センサーが表現豊かな演奏を実現]軽量コンパクトのため手の小さな人でも持ちやすく、演奏していても疲れない。アコースティック・サックスの指使いに準拠し、経験者は運指の練習にも活用できる。リード構造のマウスピースには息の吹き込み具合を感知する「ブレス・センサー」、リードを噛む力を検知する「バイト・センサー」を内蔵し、ビブラートや音の高さをコントロールしながら表現力豊かな演奏が可能だ。簡単にキー(調)を変えられる機能も搭載する。音色は4種類の「サックス」のほか「フルート」「クラリネット」「トランペット」「バイオリン」など11種類。指使いは変えずに様々な楽器の音で演奏が可能だ。無料のスマートフォン・タブレットアプリ「AerophoneGO」をインストールしたスマートフォンとブルートゥースで接続すれば、「尺八」「バグパイプ」「チェロ」など50音色を選択でき、よりバリエーション豊かな演奏を楽しめる。また、アプリでは日々の練習に便利な機能を備え、演奏の上達をサポートするほか「AerophoneGO」の演奏仲間とのアンサンブルも可能だ。電源は別売りのUSB-ACアダプターもしくは単3形乾電池×4。価格はオープン。
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