アルコール数が高く手軽に酔える缶チューハイの代表格と言えば「サントリーチューハイ-196℃ストロングゼロ」が思いつくだろう。だが、この「ストロング系チューハイ」の勢力図を塗り替えそうな商品「スーパーストロング12レモン」が登場した。別次元に突入、「悪魔の飲み物」とも評され低価格ながらアルコール度数9%。「飲めば日々の辛いことを忘れられる」と、SNS上で「飲む福祉」「飲む貧困」「虚無の酒」などと形容された「ストロングゼロ」。17年12月には「ニュースウォッチ9」(NHK総合)でもこの話題が取り上げられた。だが、その牙城を崩さんといわんばかりにサンガリアが攻勢をかける。同社は2018年7月31日、アルコール缶チューハイ「スーパーストロング12レモン」を発売した。度数は「虚無の酒」を上回る12%。PR動画では「超コスパチューハイ」とうたっており、かなりパンチが効いていそうだ。発売後、ツイッターでは注目を集め、「サンガリアが悪魔の飲み物出しやがった」「サンガリアがまた虚無の酒をぶっこんできた...」「ああ...10%超えてしまったか...それは別次元の世界線だぞ....」と恐怖におののく反応が相次いだ。「スーパーストロング」はコンビニエンスストアのローソン・ポプラ限定で発売。350ミリリットル缶が130円、500ミリリットル缶が165円(いずれも税込)となっている。
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