「ももちゃん。お早う。今日もお仕事頑張ってね!そういえば、昨日は例のバーに行ってきたよ。結構いい雰囲気だったから、おススメだよ!今日もクタクタだけど仕事に行ってきます」「聞かれてないけど自分のことを言う」―――。このような文面に見覚えはないだろうか。これは、オジサンがLINEやツイッターで送ってくる文面を再現しようとするイラスト「オジサンになりきろう講座」に掲載されている一文だ。イラストを見たユーザーからは「そのまんまオレやん」「わらえねー」との声が相次いでいる。J-CASTトレンドは2018年8月2日、投稿者のすれみさん(@_Smitter2)に取材した。イラスト化したのは「何となく愛おしく思えたので」「オジサンになりきろう講座」は、「返信がなくてもメッセージを送る」「やたらご飯に誘う」「聞かれてないけど自分のことを言う」といったオジサンの傾向を分析し、「絵文字乱用オジサン」、短文をやたらと区切る「句読点オジサン」といったタイプ別に分類、実際に自分で作ってみようというものだ。投稿者のすれみさんは20代のイラストレーター。「オジサンになりきろう講座」を投稿したのは17年4月だが、18年7月28日にあるユーザーがリツイートしたことをきっかけに、再び話題となった。すれみさんに聞くと、これを描いたのは、「友人がオジサンの真似をした文章を送ってきた」ことがきっかけだという。その後、実際にオジサンのLINEやツイッターでの文面を見ていたら何となく愛おしく思えたのでイラストにまとめたとのことだ。すれみさんは、このような文章を送ってくるオジサンに対して、今も「愛おしいです」としてこう続けた。「独特な絵文字の使い方や、文章のこなれ感(を出している風な文面)がすごくいいなと思います」「思い当たるぞ!」「僕は句読点おじさんです。」やたら現実味のある「オジサンになりきろう講座」に対して、ツイッターでは「うちのお父さんやん」「めちゃツボです」といった、投稿を面白がる声が多数寄せられた。その一方で、オジサンの文章に心当たりがあるユーザーからの自己申告も相次いだ。「うるせぇ。その通りだ。」「テキスト通り過ぎて腹痛いwww」「笑えんのか?俺は笑えない(笑)」「思い当たるぞ!年齢とか距離の壁超えて話せるのがいいとこやと思ってたんや......」「僕は句読点おじさんです。」