プロ野球・ヤクルトスワローズの青木宣親選手(36)、ブキャナン投手(29)の野球帽の被り方をめぐり、SNS上でちょっとした話題となっている。2018年8月21日のヤクルト対広島東洋カープ戦で、日本ではあまりなじみのない「ラリーキャップ」を披露したためだ。まるでウルトラマンラリーキャップとは、チームが負けている時に選手やファンが願掛けとして行うものだ。帽子をひっくり返してかぶったり、ウルトラマンのようにつばが上に向くようにかぶったりしてチームの逆転勝利を祈願する。メジャーリーグではよく見かける姿だ。8月21日の試合でも、この「おまじない」を元メジャーリーガーの青木選手とブキャナン投手が披露した。初めて見たプロ野球ファンは、少なからず違和感を覚えたようで、「ブキャナンさん帽子がウルトラマン?」「青木さんは帽子でふざけないで欲しいな」「青木のトサカ帽子なんだよ。首脳陣注意しろよ」といったツイートが上がった。そのため、ヤクルトファンを中心に、「青木さんの帽子の被り方に文句言ってるやついるの?ふざけてるわけじゃないのに」「青木の帽子はメジャーで割とポピュラーなおまじないだから気にしないでくれよカープファンさん」などと説明し、理解を求めた。なお、試合はヤクルトが10対5で劇的な勝利を収めた。1点ビハインドの9回に同点に追いつき、10回に一挙5得点した。
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