2018年 9月 18日 (火)

「気象の変化で体調悪化」を笑うな! 専門医が警鐘鳴らす「天気痛」その対策

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「先日ある番組で、台風が発生しただけで体調が悪くなる人がいるという情報に皆で爆笑するという場面がありました。相変わらずの思考停止です。これらの疾患に苦しめられている人は傷つきました。何度も言ってきましたが、これは事実です。私は気象学の専門家とメカニズムを明らかにしようとしています」

   これは愛知医科大学客員教授・中部大学教授の佐藤純氏の、2018年9月1日付ツイートだ。佐藤氏は「天気痛外来医師」として活動している。

  • 推定約1000万人が気象病
    推定約1000万人が気象病

症状、重さは人それぞれ

   佐藤氏の公式ウェブサイトによれば、気象の影響を受けた病気を総称して「気象病」という。気象病についてはこれまで雑誌の記事で取り上げられたり、関連書籍が刊行されたりしている。

   気象病のなかでも、天候の悪化に伴って痛みが悪化する症状が「天気痛」だと佐藤氏。その症状で最も多いのは頭痛で、ほかにも、めまい、耳鳴り、倦怠感、気分の落ち込み等があり、症状やその重さは人によって様々だという。

   佐藤氏のツイートには、天気痛の症状に苦しむユーザーからリプライ(返信)が寄せられている。

「私は天気が悪くなると、じわじわと背中や首が痛くなり、頭痛がします。またふわふわした目眩から強い眠気が起こります。1番辛いのは精神的に不安定になることです」
「春も秋も毎日辛いです やりたいことも 行きたいところにもほぼ行けず こんな自分の体質を ほんと恨みます(><)」
「台風や地震の前になると気管が狭くなるような胸がギュット締め付けられそうになりますが、周りの人は大袈裟なーと言われます。(泣)」

アプリ「頭痛ーる」や「くるくるマッサージ」で対策

   佐藤氏は、気象病を軽減する方法として、自身が考案した「くるくるマッサージ」を「ウェザーニュース」のサイト(9月3日掲載)で紹介している。記事によれば、国内では約1000万人に気象病の症状があると推定されている。

(1)親指と人差し指で耳をつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っぱる
(2)耳を軽く横に引っぱりながら後ろ方向に5回、回す
(3)耳を包むように折り曲げて5秒キープ
(4)手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回す。これを5回行う

   また、スマートフォンアプリ「頭痛ーる」を使えば、気圧の変化を基に気象病の起こりそうな時間帯を予想したり、痛み・服薬記録として体調管理をすることができる。

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