2018年 12月 16日 (日)

栄えある今年のギャル流行語大賞 「インスタ」よりも「TikTok」が順位動かす

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   ガールズエンタメニュースサイト・grp by CROOZから派生した「GRP」が毎年発表している「ギャル流行語大賞」。

   今年は、ギャル御用達のファッションビル「SHIBUYA109」が90年代ギャルファッションをフィーチャーしたイベントを開催したり、2014年に休刊したもののギャルのバイブルとして渋谷カルチャーを牽引していた「egg」がウェブメディアとして復刊を遂げたりと、改めて「ギャル」の熱が高まった1年でもありました。

   「やっぱりギャルって可愛い!」「ギャル、最高!」と、再びギャルに視線が集まった2018年は、一体どういったギャル語がランクインしたのでしょうか?

  • 「TikTok」ではやった、このフレーズ
    「TikTok」ではやった、このフレーズ

「あの曲」にのせて動画を投稿するギャル続出

「2018年ギャル流行語大賞」、遂に発表です!

1位:いい波のってんね~
2位:好きピ
3位:あげみざわ
4位:映え
5位:あざまる水産
6位:ぐい縦ぐい横ぐい斜め的な
7位:すこ
8位:ミートテック
9位:どちゃくそ
10位:セトア

   今年は、スマートフォン向け動画共有アプリ「TikTok」が爆発的人気を集めたことで、同アプリで一大ブームとなった「今日の!お前は!いい波のってんね?♪隣の!あの子も!いい波のってんね?♪財布の!中身も!いい波のってんね?♪みんな!今日も!いい波のってんね?♪」といった歌詞のワンフレーズ『いい波のってんね?』が大賞に輝きました。

   一人での暇つぶしや、仲良しの友達・カップルと楽しむ遊びツールとして「TikTok」が新しい地位を築いたことで、同楽曲を使った動画を投稿するギャルが続出!パラパラテイストの簡単な振りもヒットし、みんなが真似する"いい波"現象が巻き起こったのも特徴です。

   2位には、「好きなピープル(People)」が略された=『好きピ』がランクイン。「今日は好きピとデート!」といった「好きな人」のことを表す使い方の他、「〇〇君の黒髪、1番好きピ!」といった「好き」を可愛くさせる言葉として、Twitter・Instagram・LINE・日常会話などで使用され人気を集めました。

   3位には、「あげ→あげみ→あげみざわ」と進化を遂げた「あげ」の最新形『あげみざわ』が登場。

   「バイト終わった!あげみざわ!」「今日一テンションあげみざわ!」など、テンションが上がっている時や嬉しい気分を表す言葉として、TwitterやLINEなどで使用されました。

「好きピ」と「すこ」はちょっと違う

   4位に輝いたのは、「インスタ映え」が短くなった『映え』。去年まではインスタ映えする写真が撮れた時に使用されていた『映え』でしたが、最近では可愛いと思った時や感動した瞬間に使用されるなど、意味自体が変化してきたのも特徴。これまでギャル達が日常的な会話でも頻繁に使用していた「盛れる」「盛れた」といった言葉が、『映え』に変化したとも言えます。

   5位には、「ありがとうございます→あざっす→あざす→あざまる」が変化を遂げた「あざまる水産」がランクイン。「とにかく楽しかった!あざまる水産!」「みんなからのフォローにいいねにRT、あざまる水産が深みぃ~!」といった使い方でSNSを中心に人気を集めました。

   6位の「ぐい縦ぐい横ぐい斜め的な」は、大賞の『いい波のってんね?』と同様に、「TikTok」でブームになった楽曲のワンフレーズとして人気に!「ぐい縦ぐい横ぐい斜め的な、ぐい縦ぐい横ぐいボルト的な」という歌詞に合わせ、両手を縦横斜めに開いて動かす振りもブームになりました。

   7位には、Twitter・Instagram・LINEなどで使用された、「好き」の変化形『すこ』が登場。2位の『好きピ』とは違い、人以外にもファッションやメイクなど、自分が好きなことに対して使えるのも特徴。「そういう洋服、すこ!」とライトな印象を与えられるのもポイントです。

    8位は、ユニクロの防寒インナー「ヒートテック」から派生した言葉で、体の皮下脂肪で防寒することを意味する『ミートテック』がランクイン。「ミートテック着てるから寒くない」「ダイエットしてミートテック脱がなきゃ!」といった自虐的な使い方で会話を面白おかしくさせてくれます。

   9位には、「めちゃくちゃ」「めっちゃ」が変化した言葉『どちゃくそ』が、Twitter・Instagram・LINE・日常会話で使用され人気に!「今日買ったコスメがどちゃくそ可愛い!」「どちゃくそタイプ!」といった使い方で、「めちゃくちゃ」をより強調する意味も持っているのもポイントです。

   そして、10位には「セットアップ」の略語『セトア』が登場。今年は上下セットで着るだけでこなれ感が出る「セットアップ」が人気を集めるとともに、「セットアップ」の着画をInstagramにアップする時に、ハッシュタグ「#セトア」も付けて投稿されました。

遠出しなくても「映え動画」できるから爆発的支持

   以上、【2018年ギャル流行語トップ10】は、いかがでしたか。

   ここ2~3年は、Twitter・InstagramなどSNS上で誕生した言葉が人気を集めていましたが、今年は、動画共有アプリ「TikTok」で生まれた言葉が大賞に、そして6位にもランクインするという例年とは違う結果となりました。

   ではなぜここに来て、「TikTok」から生まれた言葉が支持を集めたのでしょうか?

   振り返ればここ2~3年は、Instagramで言う綺麗でオシャレな「映えスポット」に行くことがブームとなり、社会現象にもなりました。インスタ映えする景色を撮るためだけに遊びに出掛けたりする人も多かったでしょう。

   しかし、「TikTok」ならアプリ内のフィルターやエフェクトを使うだけで、簡単に、かつ個性的な「映え動画」を作ることが出来てしまうのです。

   つまり、可愛い写真を撮るためにわざわざ遠出しなくても、「映えミュージック」と「映え振り」だけで簡単に自分自身が映えられることから、「TikTok」がギャル達の新しい遊びのツールとして爆発的な支持を集め、さらには今年のギャル流行語にも多大なる影響を与えたのでしょう。

   ここ数年はSNSから生まれることの多かったギャル流行語でしたが、2018年は「TikTok」がショートムービーの新たな歴史を築き上げ、このようにギャル流行語にも変化を与えた1年になったと言えそうです。

   果たして来年はどういったギャル語がランクインするのでしょうか。

   2019年も『どちゃくそ』面白い、『あげみざわ』なギャル語が誕生するに違いありません。 やっぱり今年のギャルも『いい波のってんね?』!!

ギャル流行語実行委員会

安部舞紗

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