こんなにつらい... 「摂食障害」を知ってほしい
2018.12.10 12:00
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女優の枠を超えた遠野なぎこさんの覚悟と心の叫び
「15歳の時、母親からお前は醜いと言われた。吐き方を教わった。その日から私は、食に支配されて生きている。この地獄から救ってくれるのは、精神薬?愛?それとも、死?これはダイエットではなく心の病。もう、隠したくない。この苦しみ、知ってほしい...」(本書より)。
衝撃的な生い立ちを明かし、話題を呼んだ処女作から一年。摂食障害、強迫性障害、身体醜形障害など20年近く患い続けているさまざまな心の病について語った女優・遠野なぎこさんの告白本『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』(著者:遠野なぎこ ブックマン社 1404円)。
「食べて、吐く。それは、15歳からはじまった。(「吐けばいいのよ」と教えられて/ 体重計の数値は私を裏切らない/ "過食嘔吐"の後に訪れた、"拒食"の恐怖 ほか)」「傷の舐め合いをして何が悪い?と思いながら、あなたの悩みにお答えします。(愛する彼に"摂食障害"を隠し続けるべきか?/ 大事な人に"摂食障害"を理解されなかったら?自分を認めることで、他人を信じられるかも ほか)」。