パソコンおよびタブレットなどを手がけるレノボ・ジャパン(東京都千代田区)は、スマートディスプレー「LenovoSmartDisplayM10」「LenovoSmartClock」2モデルを2019年7月19日に発売。キッチン&リビング向けと寝室&プライベートルーム向けいずれも音声操作でインターネットの検索や天気・気温の確認、音楽の再生、「グーグルアシスタント」に対応するスマート家電の操作などが行えるほか、ディスプレーを生かした視覚的な情報の取得やタッチ操作にも対応する。10.1型IPSディスプレーを搭載した「LenovoSmartDisplayM10」は、キッチンやリビングでの利用に適するというモデル。アプリはGoogle(グーグル)のスマートディスプレー「GoogleNestHub」と互換性がある。ホワイトとバンブー調のナチュラルデザインを採用。10ワットのフルレンジスピーカー、低音を強調するデュアルパッシブラジエーター(電磁気回路のないスピーカー)を搭載。2つのマイクを装備し、最大約8メートルという遠距離からの音声も認識できる。ビデオ通話が可能な500万画素カメラを備える。価格は2万2800円(税別)。4.0型IPSディスプレーを搭載した「LenovoSmartClock」は、寝室やプライベートルームなどでの利用を想定。ファブリック素材を使用したボディーに3ワットのフルレンジスピーカー、デュアルパッシブラジエーターを装備する。「グーグルアシスタント」のルーティン機能により、「おはよう」のひと言で、その日の天気やスケジュール、ニュースを通知するほか、「おやすみ」で照明のオフとスマートフォンのマナーモードへの切り替え、リラクゼーションサウンド(ホワイトノイズ)の再生など、1つのコマンドで複数の操作が可能だ。アラーム音と時計の表示デザインは複数から選択できる。価格は9100円(同)。
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