2021年 1月 23日 (土)

井上康生「名選手から名監督」の道 「目指すべき柔道」東京五輪で【特集・目指せ!東京2020】

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日本選手は「我慢強く、忍耐強く、とても知的で誠実」

   海外の格闘技を練習に取り入れるなど画期的なトレーニングで、2016年のリオ五輪では金メダル2つを含む全7階級でメダルを獲得。金ゼロに終わった12年のロンドン五輪から一転、日本柔道復活の立役者となった。

   結果を出せば、ライバル各国が警戒を強めるのは必至だ。それでも井上さんは日本の柔道選手が、「身体的な強さにおいて機敏性、一つ一つの動きに対するしなやかさ、柔軟さ、きめ細やかさで、世界と比べ高いものを持っている」と自信を持って語る。

   さらに「我慢強く、忍耐強く、とても知的で誠実」と精神面の強さにも触れ、

「我々はその強さを生かしつつ、世界を見た上で何が必要なのかを考えていく、その視点が必要だと思っています」

と気を引き締めた。

   2020年は柔道の母国・日本での五輪開催だ。男子はまだ五輪内定者が出ていないが、「代表権は選手たちが勝ち取った努力の結晶。柔道界の数ある歴史を作ってきた一員になれることに誇りを持ってほしい」と、出場権争いを続ける選手たちに期待を寄せる。

   その一方で、代表選手が背負う「宿命」も語った。

「代表として戦う中には辛かったり苦しいこと、堅苦しいことがあったりするでしょう。しかし、そこには代表としての責任を全うしなければいけない部分がある。代表という誇りと責任を持って、戦い抜くこと。結果は結果ですので。勝ち負けはどうすることもできない、神のみぞ知るものですから、その過程においてはその精神を持ったうえで戦い抜くのが大事かなと思います」

   東京五輪では、「世界のレベルが上がってきている中で、厳しい戦いを強いられることは間違いない」と井上さん。では、東京の舞台で「目指すべき柔道」とは。

「世界中の人々が、『これぞ柔道だ』ということを(日本の選手に見せてほしいと)望んでいらっしゃるんじゃないかなと思います。日本で始まった競技で、世界にその強さを見せていく。日本人の底力、素晴らしさを世界に発信できるような柔道を取り組んでいきたいです」
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