2024年 4月 24日 (水)

■エリザベス女王杯 「カス丸の競馬GI大予想」
 牝馬No.1決定戦、ラッキーライラックの連覇なるか

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。今年の秋は無敗の3冠馬誕生とアーモンドアイのGI8冠達成で、歴史に残るレースが毎週のように続いたじぇい。今週は牝馬のチャンピオンを決めるエリザベス女王杯(2020年11月15日、阪神競馬場、芝2200メートル)があるきゃすう。アーモンドアイも無敗3冠牝馬デアリングタクトも出ないけど、名だたるGI馬が顔をそろえたじぇい。大混戦模様だけど、超1番人気のいないレースだから馬券的には面白いきゃすう。穴狙いのカスヨ姉さんの本命◎はウインマイティーだじぇい。3歳馬だけど、勝てるきゃすう?

今年は阪神コース、合ってる馬は?

    カスヨ 今年のエリザベス女王杯は京都競馬場が改修に入ったので使えないから、阪神で行われるということね。ここを注意しないといけないわ。京都はね、向こう正面が上り坂になっていて、3コーナーまでたどり着くと、あとはゴールまで4ハロン(800メートル)の下り坂ね。坂を上るスタミナとその後の長めの距離に対応できるスピードが必要なのね。まあ、消耗戦という感じかしらね。最後の直線も400メートル以上もあって長いからね。でも阪神はちょっと違うのよね。春のグランプリ・宝塚記念と同じコースなんだけど、こちらはね、4コーナーの引き込み線からスタートして最初500メートル以上もある直線を走るのね。内回りコースで最後の直線が350メートルと短いレースだから、最初からポジション取りが大事でスピードを上げて好位置につけるわけよ。京都と違って、最後の4コーナーまでは平らだからどの馬も結構とばすのよね。スピードが落ちにくいから途中息が入らないわね。さっき言ったように最後の直線が短いから早めにスパートをかけての勝負、となるのよね。京都と違うのは、スパートの距離が長くなるということかしら。だから京都とは違った消耗戦ね。しかもコーナーが4つあるから、コーナーリングのうまさも要求されるわ。ゴール直前に急坂もあるし、阪神や中山(最後の急坂)で実績のある馬が有利となるわね。わたしがウインマイティーを本命にしたのはね、実はこのコースで勝っているからなのよ。まだ3歳なんだけど、今年4月の忘れな草賞(リステッド競争)で勝利したわ。距離は200メートル短かったんだけど、同じ内回りコースね。中山ではデイジー賞(1800メートル)も勝っているし、GI・オークス(東京、2400メートル)では3着だったから、スタミナは保証済みよ。

   カス丸 ふーん、穴っぽい匂いがするきゃすう。ガジュマル爺の本命◎はラヴズオンリーユーだじぇい。去年のオークス馬きゃすう。

   ガジュマル爺 今のカスヨの話でいけば、ラヴズオンリーユーは忘れな草賞を勝っておるし、今年6月には同じコースであった鳴尾記念で2着だったから、コースにはぴったしの馬じゃわい。GIという実績もあり、阪神では連対をはずしたことがない。それにトライアルの府中牝馬ステークスも使ったし、鞍上もミルコ・デムーロ騎手と変更なしじゃ。最後にもうひとつ、エリザベス女王杯は4歳馬が強いんじゃが、ラヴズは4歳じゃ。これだけプラス要素がそろっておるわけじゃから、負けることはないじゃろ。

   カス丸 人気馬が大好きな爺らしい選択だじぇい。それに比べてカスヨさんの対抗〇は、またまた大穴サトノガーネットきゃすう。GIではまったく歯が立たない馬だじぇい。本当に馬券になるきゃすう?

   カスヨ 確かにGIは3回挑戦して9着が最高だから、そのとおりね。でもね、この馬は末脚がしっかりしてるのよ。前走の新潟記念(2000メートル)はスローペースで最終コーナー18番手だったんだけど、上がり3F(最後の600メートル)を31秒9というトンデモ末脚で追い込んで4着よ。その前の小倉記念(2000メートル)は1分57秒7で2着、といった具合に高速決着にも対応が可能だわ。今回もある程度ペースが流れれば、鋭い末脚で頭まであるかもしれないわよ。

   カス丸 うーん、GIはそんなに甘くないという気もするきゃすう。爺の対抗〇はセンテリュオだじぇい。最近、力をつけてきてる馬きゃすう。

   ガジュマル爺 カス丸のいうとおりじゃ。カスヨの読みは時として甘いんじゃ。末脚が鋭いだけではこのレースは勝てんのじゃ。東京競馬場のように直線が長いコースなら最後の直線勝負となり、末脚比べとなることが多いんじゃが、このレースはスタミナとスピードが必要なんじゃ。センテリュオは最近、そういう力をつけて伸びてきておる馬じゃ。前走の産経賞オールカマー(GII、中山、2200メートル)では、昨年のオークスで2着だったカレンブーケドールを直線だけで置き去りにした上がり(最後の3ハロン)最速の脚は見事なもんじゃった。デビュー以来、クラシック候補といわれながらも昨夏のマーメイドステークス(GIII、阪神、2000メートル)以来、重賞路線では人気を裏切り続けてきたんじゃが、今年のマーメイドSでは2着、そしてオールカマー1着と、ようやく「本物」になったきおったわい。2200メートルは5戦して2勝2着2回。上がり馬の勢いで、人気が予想される3頭のGI馬(ラヴズオンリーユー、ラッキーライラック、ノームコア)に迫るのは、この馬のはずじゃ。

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