天体望遠鏡や顕微鏡にスマホを装着できる　月から微生物までスマホカメラで

総合光学機器メーカーのビクセン（埼玉県所沢市）は、米セレストロン製のスマートフォン（スマホ）用撮影アダプター「NexYZユニバーサルスマホアダプター」を2020年12月18日に発売した。様々なサイズのスマホに対応スマホを天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などの接眼部に装着可能にするアダプター。月から微生物の撮影までスマホカメラで手軽に楽しめる。X/Y/Z軸3方向の調整ノブを装備。上下左右、前後に微動調整し、スマホカメラと接眼レンズの中心位置を合わせられる。画面の隅にレンズフードなどが黒く写り込んでしまう"ケラレ"を前後調整で回避できるという。101×53ミリ～210×110ミリサイズのスマホを装着可能。装着面はゴム製のためズレにくくしっかりホールドする。また接眼部の外径25～60ミリの光学機器に取り付けられる。顕微鏡など径の細い接眼部にも固定可能だ。価格はオープン。