ロックバンド「XJAPAN」のYOSHIKIさんが2020年のNHK紅白歌合戦で、またしても世界的アーティストと共演する。英ロックバンド「QUEEN」のブライアン・メイさんとロジャー・テイラーさん、そして歌手のサラ・ブライトマンさんだ。XJAPANの「ENDLESSRAIN」を披露する。豪華な顔ぶれに期待が高まる一方、XJAPANのファンの本音は――。90年代にはシンディ・ローパー、ポール・サイモンも紅白の、国際的アーティストの参加は過去にもある。1990年は「21世紀に伝える日本の歌・世界の歌」をコンセプトとし、世界的スターが数人登場した。代表的なのは米歌手のシンディ・ローパーさんやポール・サイモンさんだ。さらに91年には米歌手のアンディ・ウィリアムスさんや米バンド「ザ・ベンチャーズ」、そしてブライトマンさんが出演している。そのほか、09年には英オーディション番組でその名が世界に知られたスーザン・ボイルさんが出場した。ただ、海外からのスターの出演は、頻度が多いわけではなかった。しかし、YOSHIKIさんを中心にこの3年間は大物の登場が連続している。18年にはブライトマンさん、19年には米バンド「KISS」、そして今回はQUEEN。全員がYOSIHIKIさんとのコラボだ。YOSHIKIさんは、19年の放送でKISSと共演した後には自身のインスタグラムを更新。「少年に戻ってしまった」と満足げだった。今回は、12月24日にツイッターで「QUEENが自分の作曲したEndlessRainを演奏してくれる日が来るなんて」と投稿し、感激した様子を見せている。2017年の出演が最後これに対して、「XJAPAN」の紅白での集結は2017年を最後に遠ざかっている。3年連続で個人として登場し、大物スターとコラボするYOSHIKIさんに、ファンの胸中は複雑かもしれない。ツイッター上では「もうXJAPANとして紅白とかライブとかはやってくれないのかな」「海外アーティストとのコラボばかりじゃなくそろそろXJAPANを見せてほしい」「うれしい出演だけど、(XJAPANボーカルの)Toshiさん不在なのがやはり気がかり」という声が上がっている。
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