愛知知事リコール不正で『赤毛連盟』連想 シャーロック・ホームズの名作

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   愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)のために行われた署名活動で、大規模な不正の疑いが浮上し問題になっている。多数のアルバイトが、佐賀市内で署名の書き写し作業をしていたことが報じられると、ツイッターなどで、シャーロック・ホームズの『赤毛連盟』(赤毛組合)を思い出す、という感想があふれた。実際の事件と、ミステリー史上の名作が結びつく異例の展開となっている。

  • シャーロック・ホームズの名作がよみがえる!?
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佐賀市内の貸会議室で書き写し作業

   署名運動は2020年8月からおこなわれ、11月に約43万人分の署名が愛知県選挙管理委員会に提出された。リコールに必要な86万人には届かなかった。

   その後、署名の約83%が同一筆跡などで無効の疑いがあることを県選管が公表して事態は急変。21年2月15日、県選管が地方自治法違反容疑で被疑者不詳のまま愛知県警に刑事告発し、刑事事件に発展する可能性が高まっている。

   アルバイトによる代筆の疑いは同16日、中日新聞などが、「署名偽造、バイト動員か 愛知県知事リコール、広告下請け会社が求人」と報道。時給950円で集められた多数のアルバイトが、佐賀市内の貸会議室で署名の書き写し作業をしていたことがわかった。

   このニュースが流れると、ツイッターなどではすぐに、「赤毛連盟」との連想を指摘する声が続出した。

「『赤毛連盟』を思い出したミステリファンは私だけじゃないはず」
「佐賀で名簿書き写す仕事、完全に現代の赤毛連盟」
「赤毛連盟じゃん! と思ったら、同じ方たくさんいらっしゃいますね」
「令和の日本で赤毛連盟を見られるとは!」
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