様々な人と触れ合える仕事の魅力
これら二つの点に共通するのは個人的な感情との葛藤であり、本書でもよく描写されている。
霞が関で働いていると様々な人々と触れ合える。思いもよらぬところで、思いもよらぬ才能をもった人と知り合えるのも、こうした仕事をしている魅力かもしれない。
コロナ禍で今年のゴールデンウイークも、ステイホームとなった。段々慣れてきたが、こうしたときにはいつも手にしない類の本に手を伸ばすのにいい機会だ。霞が関界隈の同僚には本書をお勧めしたい。自分の職業を顧みるきっかけにもなると思う。
経済官庁 吉右衛門