2024年 4月 17日 (水)

動画再生回数120万回越え「揚げヨーグルト」レシピ 水切り15時間を超短縮する極意

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   塩コショウ、はちみつで味付けしたヨーグルトを15時間水切りし、「揚げる」。外はさっくり、中はふわっとした不思議な食感が楽しめるおつまみ「揚げヨーグルト」のレシピ動画が、ユーチューブに投稿後1か月で120万回以上再生され、話題となっている。

   発案者は、Tastemade Japan (東京都港区)が国内で運営する動画メディア「TASTEMADE」。4月28日に配信した直後から、特に「15時間水切りをする」工程について「そこまで待てない」、逆に「水切りしているのを忘れて、15時間以上放置してしまいそう」など、さまざまな声が集まった。どうにか時短する方法はないか。TASTEMADE担当者を直撃した。

  • チーズではない新感覚の食感と味が楽しめる「揚げヨーグルト」
    チーズではない新感覚の食感と味が楽しめる「揚げヨーグルト」
  • 「長時間水切りを待っていただくと、そのヨーグルトにも愛着が湧く」とTASTEMADE担当者
    「長時間水切りを待っていただくと、そのヨーグルトにも愛着が湧く」とTASTEMADE担当者
  • チーズではない新感覚の食感と味が楽しめる「揚げヨーグルト」
  • 「長時間水切りを待っていただくと、そのヨーグルトにも愛着が湧く」とTASTEMADE担当者

15時間を「レンチン」で数分に縮める妙技

「時間がない方は、600wで3分ほど加熱してから水切りをすると時短になるはずです」

   TASTEMADE担当者は、こう答えた。耐熱容器にヨーグルトを移してレンジでチンすると、水切りにかける時間を大幅にカットできるという。

   「15時間水切り」については、「そこは話題になってもらえればいいな、というところでしたので両方の意見が出て嬉しい」。ただ、「ここは動画のように長時間水切りを待っていただくと、そのヨーグルトにも愛着が湧くと思いますので、やってみてください(笑)」と勧めている。

チーズではない新感覚の食感と味

   家にある材料を使って手間なく仕上げられるのが「揚げヨーグルト」の魅力だ。「明治ブルガリアヨーグルト」400グラムに、塩とコショウをそれぞれ小さじ2分の1、はちみつを小さじ1入れて、よく混ぜる。キッチンペーパーをかぶせて輪ゴムで固定し、裏返して寝かせ、15時間水切りをした状態のものをスプーンに1杯程度とって薄力粉とパン粉をまぶし、きつね色になるまで油で揚げれば完成だ。

   TASTEMADE担当者は「どうしても揚げ物を食べたい欲がある時に、ヨーグルトなら罪悪感が低く、おいしく味わえるのではないか」と語る。動画ではトマトソースをつけているが、チーズのような味わいがあるため、何もつけなくても十分おいしいそうだ。

   「どのヨーグルトの形状が一番揚げやすくなるか」と試行錯誤を重ねる過程が、一番苦労したポイントで、結果「水切りヨーグルト」に落ち着いたそう。そもそも、なぜヨーグルトを「揚げよう」と考えたのか。

「ヨーグルトはすでに様々な料理にも活用されていますが、実は身近な『揚げる』という調理法が、ヨーグルトではあまりやられていない、ということに気付き、試してみたところ、チーズではない新感覚の食感・味の料理が誕生しました。斬新ながら、味も美味しかったので『揚げヨーグルト』でいこうと確信しました」(TASTEMADE担当者)
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