ソニーは、第5世代移動通信システム「5G」対応のフラッグシップ・スマートフォン「Xperia1III(エクスペリア・ワン・マークスリー)」を2021年7月以降に発売する。ゲームプレイ向け機能も充実背面カメラには超広角・広角の各レンズに加え、高いオートフォーカス(AF)性能を備えた可変式望遠レンズを世界初搭載したという。1つのレンズで70ミリ/105ミリの2つの焦点距離に対応し、より被写体にクローズアップした撮影が可能だ。全レンズに約1220万画素イメージセンサーを採用するほか、被写体までの距離を瞬時に測定する3DiToF(IndirectTimeofFlight)センサーを備える。独自の画像処理エンジン「BIONZXformobile」のノイズ低減処理などとの組み合わせで、夜景などの暗いシーンでも明るくノイズを抑えた撮影ができる。各レンズに「デュアルフォトダイオードセンサー」を実装し、望遠でも高速かつ高精度、高追従のコンティニュアスAFを実現した。任意の被写体をディスプレー上でタッチするだけで、高い精度で追従し続ける「リアルタイムトラッキング」を新たに装備する。リフレッシュレート120Hz駆動で縦横比21:9、4K解像度(3840×1644ドット)/HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)対応の約6.5型・有機ELディスプレーを搭載。充電しながらのゲームプレイでも端末の高温化によるパフォーマンスの低下やバッテリー劣化を抑える「HSパワーコントロール」、暗いシーンでも明るく表示する「L-γ(ローガンマ)レイザー」などの機能を備えた「ゲームエンハンサー」を実装する。音響面では、従来モデルから音質を維持しつつ音圧を約40%向上した「フルステージステレオスピーカー」を搭載。独自のハードウェアデコード処理に加えスピーカーのバーチャライザーの新規開発により、ヘッドホンのみならず本体のスピーカーでも立体音響「360RealityAudio」を楽しめるという。OSは「Android11」をプレインストール。メモリーは12GB、内蔵ストレージは256GB。microSDXC(最大1TB)対応。前面カメラは800万画素。IPX5/8防水、IP6X防塵性能を備える。バッテリー容量は4500mAh。カラーはフロストブラック、フロストパープル、フロストグレー(NTTドコモモデルのみ)。
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