2021年 7月 28日 (水)

熊本・南阿蘇に元気注入!丸野石油店 北海道からもファンが来る「愛される理由」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

【ツイッターは仕事!企業公式「中の人」集合(16)】

   熊本県南阿蘇村。2021年3月7日に架け替えられた「新阿蘇大橋」近くの国道57号沿いに、丸野石油店はある。16年4月に起きた熊本地震によって阿蘇大橋が崩落し、国道57号も大きなダメージを負ったため、周辺地域に「被災地」の印象を持つ人は少なくないだろう。

   丸野石油店は、復興が進み、以前の姿を取り戻した国道を通って来店する車に日々、サービスを提供している。同店のツイッターは南阿蘇村、ひいては熊本県にエネルギーを注入し、元気で「満ターン!」にする地域振興型だ。

  • 南阿蘇の丸野石油店公式ツイッター担当者
    南阿蘇の丸野石油店公式ツイッター担当者
  • 今後は「地域振興に繋がるようなイベントを開催し、地元を盛り上げたい」と語った
    今後は「地域振興に繋がるようなイベントを開催し、地元を盛り上げたい」と語った
  • 2016年4月の熊本地震による、南阿蘇村・阿蘇大橋の崩落現場。当時、熊本市につながる国道57号への道が寸断された(2016年5月、編集部撮影)
    2016年4月の熊本地震による、南阿蘇村・阿蘇大橋の崩落現場。当時、熊本市につながる国道57号への道が寸断された(2016年5月、編集部撮影)
  • 南阿蘇の丸野石油店公式ツイッター担当者
  • 今後は「地域振興に繋がるようなイベントを開催し、地元を盛り上げたい」と語った
  • 2016年4月の熊本地震による、南阿蘇村・阿蘇大橋の崩落現場。当時、熊本市につながる国道57号への道が寸断された(2016年5月、編集部撮影)

アカウント名に「南阿蘇」と入れる理由

南阿蘇の丸野石油店】店の営業に関わるお知らせや、地域情報を中心に発信。給油に立ち寄ったユーザーの報告ツイートを探して見つけ、引用リツイートで感謝を伝えるなど交流ツールとしても活用している。2019年1月に現担当者がアカウント開設し、現在も運用中。

   ツイッター担当者は普段は店長として、来店客の対応や工事現場への燃料運搬と、さまざまな業務をこなす。

   家業を継ぐ形で働き始めたのは2018年夏頃だ。それまでは総合健康関連事業を手がける、えがお(熊本市)で社長秘書を務めていた。経営者を間近で支え、仕事ぶりを見聞きしてきた経験が生きているという。ツイッターは、友人に「SNSやってみたら?」と勧められて始めた。その際、面白い取り組みをしている地元の企業公式アカウントとして参考にするようにと紹介されたのが、熊本タクシー(熊本市)だった。本連載6回目で取り上げている。

   丸野家親族4人で営業しているため、店とはまさに一蓮托生。どういう人間が店に立っているのかを知らせた方が、利用者に安心してもらえるのではと考え、19年4、5月頃からツイッター上で顔を出すようにした。「阿蘇は、近隣地域と比べてガソリンが高い。たった1円の差で選ばれないこともあるシビアな業界で、店に来てもらうにはどうすればいいかを必死に考えた」結果だという。

「今ではありがたいことに、毎週のようにご来店くださるフォロワーさんも増えてきました。熊本旅行のついでに、と北海道から来て給油してくれた人もいました。『地方にしか店舗がないから、ツイッターをやっても意味がない』とは思いません。住まいから近い、というだけでも興味をもってくれる人がいるので」

   そのため、アカウント名には当初から「南阿蘇の~」と入れ、意識的に地元ユーザーにアピールする工夫をしていた。ご当地情報を自然と発信でき、フォロワーと「ご当地あるある」で盛り上がれるため、コミュニケーションや地域振興に役立っていると感じているそうだ。

各企業公式ツイッターアカウント担当者(通称:中の人)をJ-CASTトレンド記者が突撃取材。「業務」として日々ツイッター運用に取り組む担当者たちの魅力を紹介する。

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