空へ飛んでけ「ロケット弾」 音が鳴るだけなのに昭和男子がこぞって愛したおもちゃ

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ロケットの先端に紙火薬を仕込み、空高く投げて遊ぶ
ロケットの先端に紙火薬を仕込み、空高く投げて遊ぶ

連載【大人もトキめくおもちゃ(3)】

   先端部分に火薬をセットし、ロケットを空高く投げる。すると、ロケットが地面に激突した瞬間に火薬がはじけ「パンッ!」と音が鳴る「ロケット弾」。玩具問屋「堀商店」(愛知県名古屋市)の成瀬昭則さんに言わせれば、「ただ音が鳴るだけのおもちゃですが、昭和男子たちの自転車のカゴに、絶対と言って良いほど入っていたアイテム」だ。

   おもちゃにも安全性が求められる時代になり、「ロケット弾」のみならず、火薬を使うような、遊ぶうえで注意が必要なおもちゃはどんどん姿を消していると言う。成瀬さんは「おもちゃを通じて学ぶ『安全』もあるのではないか」と投げかけている。

  • 成瀬さんは「昭和男子たちは、こぞってロケットを空に投げていた」と振り返る
    成瀬さんは「昭和男子たちは、こぞってロケットを空に投げていた」と振り返る
  • 成瀬さんは「昭和男子たちは、こぞってロケットを空に投げていた」と振り返る
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