2024年 4月 25日 (木)

焼き芋は作り方で味と食感変わる トースター、アイラップ、炊飯器で違いは

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甘さでは「トースター製」に軍配

   かくして、3種それぞれの調理法で作った焼き芋が出そろった(画像1)。ざっと見た印象では、「炊飯器焼き芋」が最も水気を多く含んでおり、触った感じもやわらかい。反対に「トースター焼き芋」は水分感が薄く、アイラップ製はその中間といったところだ。

   食べ比べた結果の印象をまとめた。

(1)トースターでじっくり焼く
所要時間:2時間半
甘さ:3種のうち、頭一つ分抜けて甘い
食感:ホクホク

(2)アイラップでレンチン
所要時間:約1時間半
甘さ:しっかりとした甘さ
食感:しっとりとホクホクが共存

(3)炊飯器にお任せ
所要時間:約1時間
甘さ:甘い
食感:水気を含んでいるため、しっとり感がある。「ねっとり」とまではいかない

   記者の判定では、甘さは確実に(1)に軍配が上がる。所要時間が最も長く、何度か転がしたり、固さを見て加熱時間を調整したりする必要もあるので、手間の分だけおいしいということだろう。

   反対に、(3)は手間がかからないのが魅力。水気を含んでいるため、つぶしやすく、別の料理にもアレンジできそうだ。甘さだけでなく、しっとり感があるので、少しでもねっとり系に近付けたい人にとってはうれしい。

   (2)は3つの中で最もバランスが取れていると言えそうだ。塩水につけておく分、時間はかかるが、基本的に放置でよく、食感もホクホクしすぎていない。記者は(3)の焼き芋の甘さが、水分のせいでややわかりづらいように感じたが、(2)はストレートな甘みがあった。

   12月に同じ条件で作ると、より「ねっとり」した焼き芋を楽しめるかもしれない。ホクホクファンにとっては今が食べ頃だ。

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