2024年 3月 29日 (金)

ツイッター運用では「ゴール設定」を 「個性を強める企画づくり」を追求

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■短期集中連載「SNS改革」(第2回)

   SNSマーケティング支援を手掛けるテテマーチ(東京都品川区)の力を借り、J-CASTトレンド(以下、トレンド)公式ツイッターアカウントを改革する様子を数回に分けて伝える本連載。

   第1回は同社アドバイザー4人と、トレンドツイッター担当者「J子」(本稿執筆者)が現状分析と課題の洗い出し、解決案の策定を行った。アカウントに個性を与える独自企画を考え、J子以外の記者も巻き込んで「チームで運用する」体制に切り替えた結果と、見えてきた新たな改善点とは。

  • ツイッター改革は一日してならず
    ツイッター改革は一日してならず
  • ツイッター改革は一日してならず

独自企画と画像ツイートの二軸

   2021年10月から半月に渡り、大まかに以下二つを実施した。得られた反響から最適な投稿時間を決めるため、ツイートのタイミングはあえて統一していない。

(1)J子以外の記者が、平日に独自の企画ツイートをする
(2)過去に公開した記事を複数枚の画像に落とし込んで投稿する

   (1)はアカウントの個性を増強すると共に、J子以外の記者にツイッターに慣れてもらう目的だ。例えば、甘いもの好きの記者が毎週金曜の夜にアイスを食べる際に画像ツイートし、「一週間お疲れさまでした」とフォロワーをねぎらう「はなきんアイスタイム」、料理が得意な記者が私物の「製麺機」との暮らしぶりを写真や動画でシュールに紹介する「製麺機のある生活」を平日に実施した。

   記事をツイートで紹介するだけだと一方的な情報発信になりがちで、フォロワーとの交流に発展しにくい。ツイートで使う画像の用意、文章考案に加え、リプライにも対応して、従来よりも一段上の運用を体感してもらった。ここから「チーム運用」に繋げたい。

   (2)はJ子が週に一度担当した。既に持っている武器(記事)を再活用しつつ、「ツイッターだけで完結する=URLリンク先に移動しなくてよいとアピールできる」コンテンツづくりが目的だ。アーカイブの中から記事を選んで要点を抜き出し、眺めるだけで記事内容が理解できるように画像化。従来のように過去記事を文章だけで紹介するより、いいね・RT数が多く得られた手応えがあった。

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